2019年12月23日 更新

店頭什器の技術者が語るDIYで使える素材・加工法

店頭什器や店頭POPは工場技術者の試行錯誤の中で生まれます。その素材の活かし方や加工の仕方は、一般的なDIYに活かせるものも数多くあります。今回は、アイアンペイントと錆エイジングを紹介します。

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店頭什器の技術をDIYに活かすには??

株式会社ボンビでは、自社工場にて店頭POPや店頭什器の制作・開発を行っています。
店頭什器の技術者は、業務上さまざまな素材・加工を経験しています。

今回は、その技術者が素材の製造加工を通じて、一般的なDIYに活かせそうな塗装や加工方法を紹介します。

質感までも変えられる。DIYでおすすめの塗料の種類と特徴を紹介!

アイアン風になる塗料「アイアンペイント」

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木やプラスチックなどを金属の質感や色合いを再現してくれる塗料です。
ターナー色彩やタカラ塗料から販売されていて、どちらとも水性なのでとても扱いやすく、
簡単にアイアイン風や金属風にできるので大変人気の商品です。テーブルなどの脚にアイアン
ペイントを塗ればアイアン脚のようにかっこよく仕上がります。

アイアンペイントの塗装方法

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「ハケでたっぷり塗る」金属風に見せるには塗料に厚みがあった方がいいので、
たっぷりめにつけるか重ね塗りします。重ね塗りはスポンジでポンポンと軽くたたく
ように上塗りすると金属の質感に近づきますよ。

錆びを表現できる塗料「錆びエイジング」

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エイジング塗装の中でも錆び加工は塗料だけで再現できず大変難しいとされてきましたが、
錆びの色合いに調色した専用塗料を使えば簡単に本物の錆びを表現できます。
プライマーを使えば塩ビパイプも銅管のように仕上がります。
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いかがでしょうか。錆びた感じが再現されますね!

次回以降も、DIYに応用できそうな技術や素材の活かし方を紹介していきますね。

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