2023年5月25日 更新

海外店頭販促物視察 第二回

多様性が進んでいる欧米社会。日本とは違った側面での展開や訴求がある。店舗の洞察ではなく、店頭販促什器の洞察。プロセスや理由づけを深堀りすることはできないが、与えられた中で推察をしてみる。

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アメリカ カリフォルニアでの店頭販促什器リサーチ

第二回は「ベスト・バイ」という家電量販店でリサーチした店頭販促什器を紹介します。

BEST BUY

ベスト・バイは、アメリカミネソタ州ミネアポリスに本社を置く世界最大の家電量販店である。
アメリカ合衆国、カナダ、メキシコ、中国で事業展開をしている。
日本ではケーズホールディングスと提携し、自社ブランドの販売を行っている。
アメリカの雑誌フォーチュンのフォーチュン100にも選ばれている企業である。

運動器具

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什器ではなく、これ自体が製品。
表側にはサイネージが組み込まれている。
家に置いて、コンテンツを見ながら、後ろにトレーニング用具を収納できるという製品。
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裏側には、トレーニング用具が収納できるようになっている。
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脚の形は、日本ではあまり見かけない形状である。
全体的な形状を見ても不安定で、ぶつかれば前に倒れる可能性がありそうだった。

スマートフォン

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スマートフォンの展示台。
湾曲と色使いがキレイなシャープなデザインである。
電飾の使い方もシャープだ。
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盗難防止棒が何とも力強い。
アメリカという感じがする。
陳列台をスライドできるようにしてあるところが
考えられてある。

携帯キャリア

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日本でもよく見かける縦型サイネージ什器。
ゴンドラ什器にしっかりと固定してある。
下部台にロゴが入っていて、サイネージのコンテンツにも同じロゴがくるとインパクトがある。
やはり、色合い(赤色)はデジタルとリアルで見え方が異なる。

防犯製品

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防犯メーカーの什器だが、アテンション&リマインド、製品理解がしやすい什器となっている。
すべての角に丸みがあり安心感を得るとともに、配慮が成されているユニバーサルデザインとなっている。
防犯製品がしっかりと売り場をとっているところが、犯罪社会を反映している。
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売場に突如でてくる『どこでもドア』のような訴求展示。
実際にドアと周辺機器を置くことで、防犯製品の
用途・機能が分かりやすくなる。

ブルーのドアがアメリカの家ぽい。

アテンションやリマインド力があり、
体感・体験ができる展示となっている。
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防犯製品の売り場が結構ある。
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日本ではあまり見なくなっている回転式のムービングPOPみたいな表現訴求。
回転式をすることでドアへの装着時の内外のイメージが分かりやすくなる。
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同じ什器で6社の防犯アイテムを展示している。
代わり映えがしないが、ショッパー心理としては、全部見て、しっかり比較して買おうという
購買行動がとられる可能性が大である。
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家のライトニングデコレーションを管理する製品。
実施にどのように光るかがデモ操作で分かる。
ウィンターシーズンの家にはデコレーションは欠かせないアメリカである。
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美顔器具の売り場什器。
木工&カルプ文字が特徴的。
これだけ面積を取ることができると、色々と訴求ができる。
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Dysonの什器は日本と似ている。
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側面に付属品が置けるようになっているのは良い。
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Nintendoの展示は日本と変わらない。
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合鍵が1分で作れる機械を発見。

デザインが分かりやすい。
パッと見た瞬間に、何であるのかが分かる見せ方が勉強になる。

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鍵を簡易に作ることができない方が良いのではないかと考えるためニーズが謎である。
欧米の文化や感覚は日本とは違う。
様々な点で多様性を含めた表現が見られるが、おそらく、色使いなどを含めたユニバーサルデザインの観点なども考えられているのであろう。

製品をいかに良く見せるか、魅せるか、製品本来の良さを知ってもらうか。

凡美社は、競合商品が並ぶ中での訴求力の向上に日々努力をしておりますが、
やっぱり売場は楽しさがあって、その楽しさを演出できる、そして、『売れる』
店頭販促物の企画・製造を考えていきたいと思います。

以上、2回にわたってカリフォルニアの店舗リサーチにて、店頭販促物の紹介を行いました。
次回は未定ですが、引き続きアメリカの店頭販促物のリサーチを行っていきたいと思います。

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