2025年8月6日 更新

2025年プロモーション研修合宿レポートpart1 桜美林大学の学生さん達がプロモーション施策を考える!

毎年行っている桜美林大学芸術文化学群 ビジュアル・アーツ専修の皆さんとのプロモーション研修合宿。その模様をレポートします。

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プロモーション立案&販促ディスプレイ製作研修  合宿編

コラムタイアップをしているPOP研究家の向坂氏が准教授をされている
桜美林大学の学生さんとプロモーション立案&販促ディスプレイ製作研修を実施しました。

コロナ禍の時期を除いて毎年行っています。

今年も2月初旬に大学に行き、
・企画づくりに関しての講義
・マーケティングの基礎講座
・コミュニケーションデザイン開発の基礎講座
・オリエンテーション
を行いました。

今回の題材にご協力いただいたのは、株式会社フィッツコーポレーション様。
「ボディファンタジー」というブランドのプロモーション企画立案のオリエンテーションしました。
学生さんには2月中にwebで調べたり、店頭リサーチなどに行って考察を行い、
現状の事実把握(課題と機会の考察)、事実との接点を持ちながらの未来からのバックキャストでの
アイデアやwhat to say(キーメッセージ)を考えてもらい、2月末の大阪での2泊3日の合宿に臨んでいただきました。

大阪合宿1日目 製造現場見学

モノづくりに関わる以上、製造現場を体験することは非常に重要であるという向坂先生のイズムがあり、
・樹脂加工現場
・印刷現場
・スチール加工現場
・ディスプレイの組み立てセット加工現場
を見学してもらいました。

最終的な什器やディスプレイへの落とし込みは、平面的なグラフィックデザインに加えて立体的なデザインでの「見せ方」「見え方」が重要になってきます。
そのためには、素材知識と理解、加工知識と理解も必要となります。
その上でどのように「見せる」かをデザインしていく必要があります。
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みなさん意欲的に見学されていました。

大阪合宿2日目 ワークショップ(提案書作成)

今回参加された学生さんは6名。

3人ずつイースト班、ウエスト班の2班に分かれて同じテーマに取り組みます。
ワークショップで実際に「ボディファンタジー」のプロモーション施策を立案し、
最終的に店頭ディスプレイをデザインして提案をしてもらいます。

事前に前段部分とキーメッセージ、トーン&マナーやキービジュアルを考えてきてもらい、
この合宿では構造も含めたディスプレイのデザインを考えていきます。
準備期間に1ヶ月弱の時間がありましたが、この合宿では1日半で提案書を仕上げます。
今回のメンバーは、熱量が高く、全員が活発に意見を出し合い提案書を作っていました。
スムーズにいく場面もあれば、バチバチとぶつかり合う場面もあり。

もちろん軌道修正に介入しますが、あまり言い過ぎると考える余地をなくしてしまうので
アドバイスはほどほどに見守ります。
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驚いたのは、みなさん手を動かす作業がはやいこと。
イラストやアニメーションをタブレットやPCでバンバンつくっていきます。

学生さん達の良い熱量と、それぞれが分担して作業をどんどん進めていく姿とリズムに、
見守るこちら側も感動を覚え心地よくなりました。
少し動画で紹介します。

大阪合宿3日目 提案発表と仕様打合せ

最終日は午前中に提案書の仕上げを行い、午後からプレゼンテーションを行ってもらいました。

イースト班、ウエスト班ともに素晴らしいプレゼン内容でした。
現状の事実から課題と機会を抽出し、そこにクリエイティブアイデアで課題解決をするという
ストーリーがしっかりできていて、それが店頭ディスプレイにしっかり落とし込まれていました。

もちろんオリエンテーション時に2,3の課題は提供しているのですが、
それ以外に自ら課題発掘をするということを、この活動体を企画して仕切っている小生としては重要視しています。
「自ら問いを立てるチカラ」を大切に考えていますし、この研修で注入していきたい点です。
主体性を持って問いを立て、その問いにアプローチしていく、そんな機会をつくる凡美社のCSRとしての活動体でありたいと思っています。
(プレゼン内容はコラムのpart2で紹介します)
この研修はプレゼンで終わりません。
実際に学生さん達が考えた店頭ディスプレイを製作します。

ここで重要なのが仕様の打合せになります。
どのような形で、どのような素材を使って、どの部分を光らせて、どの部分にサイネージを仕込んで、など。
この研修では店頭ディスプレイだけではなく、全体のプロモーション施策も考えてもらっているのでそのプロモーション施策と連動した店頭ディスプレイでないといけません。
例えばキャンペーンの告知、SNSと連動している部分など。
カスタマージャーニーもしっかりと考えてもらっています。
リアルとデジタルの融合が当然の店頭ディスプレイになっていないといけませんし、どのようにターゲットの心に刺さり行動変容させることができるかのオペレーションも必要です。
その詰めを行って合宿は終了です。

学生の皆さんは2泊3日のハードな合宿を終えて、やりきった表情でした。
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了。

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bonbi GOSSIP 編集部 bonbi GOSSIP 編集部