店頭観察特集
凡美社では店頭を常に観察している。
売場の変化は定点観察実施。売場の変化を追う。
そして各種店頭販促ディスプレイも追っている。
随時面白く、ワクワクする売場(買場)をレポートしていく。
売場の変化は定点観察実施。売場の変化を追う。
そして各種店頭販促ディスプレイも追っている。
随時面白く、ワクワクする売場(買場)をレポートしていく。
71 顧客体験向上の自動販売機
生搾りジュースマシンサービス「Feed ME」のリンゴジュースマシンを始めて見た。
ただ生搾りジュースを買うだけでなく、搾るシーンを見せるエンタメ性が面白いジュースマシン。
急いでいたので買えなかったけど、リンゴを搾るシーンをぜひ見てみたい!
マシンのスーパー握力で握りつぶす感じなんだろうか?
ただ生搾りジュースを買うだけでなく、搾るシーンを見せるエンタメ性が面白いジュースマシン。
急いでいたので買えなかったけど、リンゴを搾るシーンをぜひ見てみたい!
マシンのスーパー握力で握りつぶす感じなんだろうか?
ME Group Japanが展開しているFeed ME Apple は、1杯に約4個の生のアップルをまるごと使用。
マシンが自動でアップルをカット、プレス、搾汁、ろ過して種や繊維などを取り除くことによって、約60秒で香り高く濃厚な果汁100%のアップルジュースが出てくる。
『 FEED ME 』という強い言い方が好きである。
栄養価がとれそうな響きがある。
自動販売機の多様化が進んでいる。
可視化は顧客体験の向上になっているが、フレッシュ100%で売っている以上、
メンテナンスを毎日しないといけないと思われるが採算があうのだろうか。
いつもアイデアラッシュのブレストで出てくるが、『人が中に入っている自動販売機』を
PRとしてやろうという案。一瞬で却下だがいつかやってみたい。
マシンが自動でアップルをカット、プレス、搾汁、ろ過して種や繊維などを取り除くことによって、約60秒で香り高く濃厚な果汁100%のアップルジュースが出てくる。
『 FEED ME 』という強い言い方が好きである。
栄養価がとれそうな響きがある。
自動販売機の多様化が進んでいる。
可視化は顧客体験の向上になっているが、フレッシュ100%で売っている以上、
メンテナンスを毎日しないといけないと思われるが採算があうのだろうか。
いつもアイデアラッシュのブレストで出てくるが、『人が中に入っている自動販売機』を
PRとしてやろうという案。一瞬で却下だがいつかやってみたい。
72 制作目的が明瞭
バスオイルのディスプレイ。
バスタブがかわいい。
バスタブにかけられた紙製のバスタオル(かバスマット)の演出が良い。
お風呂場のイメージの方が大きくて、商品の陳列スペースの方が小さい所とか、制作目的が明確で非常に良い。
バスタブがかわいい。
バスタブにかけられた紙製のバスタオル(かバスマット)の演出が良い。
お風呂場のイメージの方が大きくて、商品の陳列スペースの方が小さい所とか、制作目的が明確で非常に良い。
何気に、コップのフチ子さんが販促什器にくっついている。
このフチ子さんの種類にしたのは謎(なぜマリリンモンロー風と、オフィス制服でよじ登っている様?)であるが、
什器と一体化で企画されているのか?お店の店員さんが施したチャーミングな施策なのか?
が知りたいところである。
このフチ子さんの種類にしたのは謎(なぜマリリンモンロー風と、オフィス制服でよじ登っている様?)であるが、
什器と一体化で企画されているのか?お店の店員さんが施したチャーミングな施策なのか?
が知りたいところである。
73 飼い主が美味しそうに思うかどうかという着想
とても美味しそう。しかし、ポッキーやプリッツ系のお菓子ではなくて、
ペットのおやつである!
まずは飼い主が美味しそうに感じられるかが大事!
ペットのおやつである!
まずは飼い主が美味しそうに感じられるかが大事!
飼い主のインサイトを深堀りしている。
ワクワク感を持って買うことができるし、
実際は愛犬が美味しいと感じるかは分からないが、
美味しい体験をしてくれそうと思い描くことができる。
愛犬が喜んでくれると嬉しい。喜んでいる愛犬を見たい。
そんな代理購買者(飼い主)のインサイトが顕在化されてできたパッケージデザインだと思う。
ワクワク感を持って買うことができるし、
実際は愛犬が美味しいと感じるかは分からないが、
美味しい体験をしてくれそうと思い描くことができる。
愛犬が喜んでくれると嬉しい。喜んでいる愛犬を見たい。
そんな代理購買者(飼い主)のインサイトが顕在化されてできたパッケージデザインだと思う。
まとめ
『インサイトの抽出』に関して。
これはなかなか難しい。
だいたいが上っ面でこうじゃないかなとしているのではないか。。。
よく施策などのオリエンテーションで、提示される顧客のインサイトを聞いていても
はたしてそうなのか?と思うことがよくある。
「ターゲットは私です」と置き換えることができるような商品ではなおさらである。
一般的に、商品やサービスの価値要素で『価値ピラミッド』が提唱されている。
下から『機能的価値』『認知的価値』『情緒的価値』『体験的価値』『社会的価値』となる。
社会的価値の『自己実現』とか『自己超越』がピラミッドの最上にくる。
こういうことを知った上で、インサイトを考える。でも深くまでは分からない時がある。
そんな時はやはり行動をしなければならない。
『共感マップの6つの基礎要素』というフレームワークを使う。
ターゲットが
①考えていること・感じていること
②見ていもの
③聞いていること
④言っていること・行動
⑤痛みやストレス
⑥得られるもの
である。
そんな作業をしながら顕在化されていないインサイトを見つけることが
できれば、その掘り下げをしていく案も入れる。
規定演技は規定演技で重要である。
その規定演技で幅と深さを出すA案B案C案となる。
ただ、オリエンが破綻している場合もある。
その時は、オリエンを無視したZ案を提案することも大切だと考える。
了。
これはなかなか難しい。
だいたいが上っ面でこうじゃないかなとしているのではないか。。。
よく施策などのオリエンテーションで、提示される顧客のインサイトを聞いていても
はたしてそうなのか?と思うことがよくある。
「ターゲットは私です」と置き換えることができるような商品ではなおさらである。
一般的に、商品やサービスの価値要素で『価値ピラミッド』が提唱されている。
下から『機能的価値』『認知的価値』『情緒的価値』『体験的価値』『社会的価値』となる。
社会的価値の『自己実現』とか『自己超越』がピラミッドの最上にくる。
こういうことを知った上で、インサイトを考える。でも深くまでは分からない時がある。
そんな時はやはり行動をしなければならない。
『共感マップの6つの基礎要素』というフレームワークを使う。
ターゲットが
①考えていること・感じていること
②見ていもの
③聞いていること
④言っていること・行動
⑤痛みやストレス
⑥得られるもの
である。
そんな作業をしながら顕在化されていないインサイトを見つけることが
できれば、その掘り下げをしていく案も入れる。
規定演技は規定演技で重要である。
その規定演技で幅と深さを出すA案B案C案となる。
ただ、オリエンが破綻している場合もある。
その時は、オリエンを無視したZ案を提案することも大切だと考える。
了。