2017年7月7日 更新

リテールマーケティング(販売士)と実演販売士の違いとは?!

いわゆるリテールマーケティング(販売士)検定を取れば、年収の高い実演販売士になれるのかも?!という淡い期待があったりしますが、検定の詳細と実演販売士の実際についてまとめてみました。

539 view

「リテールマーケティング(販売士)」ってそもそも何?

リテールマーケティング(販売士)は、リテールマーケティング(販売士)検定試験に合格した人たちを指します。

リテールマーケティング(販売士)検定試験は、販売技術や接客技術はもちろん、在庫管理やマーケティング、労務・経営管理にいたるまで、幅広く実践的な専門知識が身につく、流通・小売分野で唯一の公的資格です。
Free photo: Shopkeeper, Seller, Man, Person - Free Image on Pixabay - 289772 (849)

試験科目は、小売業の類型、マーチャンダイジング、ストアオペレーション、マーケティング、販売・経営管理の5科目で、販売はもとより、企画や営業に求められるあらゆるノウハウを網羅する内容になっています。

受験資格は特になく、どなたでも、どの級からでも受験可能です。

「リテールマーケティング(販売士)検定試験」で習得できること

リテールマーケティング(販売士)検定試験は試験科目が5科目あることからも分かるとおり、学習範囲が幅広く、仕入や在庫の知識はもちろん、販売・接客をする上で必要なマナーや、従業員の育成や指導といったマネジメント、販売促進のための企画立案、商品予算の策定、マーケティング、さらには人事・労務管理など、試験勉強に取り組むことで実践的な専門知識を身につけることができます。
Free photo: Marketing, Affiliates - Free Image on Pixabay - 998561 (855)

こうした知識は流通・小売業に限らず、店舗経営、接客が必須となるサービス業や飲食業、さらには流通・小売業を取引先とするビジネスパーソンにいたるまで、業種を問わず多方面で活かすことができます。

実際に、販売士の知識で顧客との「共通言語」ができたことで、より深くニーズが分かるようになったことから、顧客との商談がスムーズになった、という合格者の声もあるようです。

最近話題の実演販売って?

販売士試験とは、実は関係ないのですが、販売士試験が今、盛り上がっているのも、彼らの存在と無縁ではないように思います。

なんとカリスマ実演販売士の年収は1億円を超えると言われていますが、本当なのでしょうか?彼らはテレビ等でも多数取り上げられています。
Free photo: Magician, Face, Performance, Magic - Free Image on Pixabay - 2125840 (858)

では、実演販売とはなんでしょうか?

まずは、歴史を振り返ってみましょう。
 実演販売の歴史は平安時代に遡る。口上で物を売ると言う形態が確立されてきたのは室町時代からとされており、主に薬や化粧品を扱っていた。江戸時代に入るとガマの油などが登場し、明治時代になるとバナナの叩き売りなどの露天商が知られるようになった。

 その後、活動の場は神社の境内などで販売を行う的屋から、実演販売の聖地と呼ばれた秋葉原の屋外販売へと移って行く。
 1980年代にはラジオショッピングやテレビショッピングで販促するプロとして登場・出演する機会が増え、ヒット商品を多数生み出したことにより存在が広く認知されることとなる。2000年代にはCATVやBS当の多チャンネル化に伴い、24時間型のショッピングチャンネルが登場したこともあり、その活動は多岐にわたっている。
だそうです。なかなか歴史があるんですね!

実演販売の方法

 商品や道具を置く台の奥(隠語で売台と呼ばれる)に立ち、客を相手に対面しながら販売を行うことが多い。商品は実演販売人が仕入れ、営業、販売を行う場合もある。

 実演販売の口上は、個人個人で様々だが、その特徴を踏まえて、熱売・啖呵売・チャラ売等と呼ばれる。口上の種類は的屋の流れをくめば啖呵売になるなど、古くからの販売形態の特色を受け継いでいる側面がある。

 実演販売を行う場所と地域は多岐に渡るが、主に全国の百貨店・デパート・ホームセンターでその姿を確認できる。
元はテキ屋とか、そういうところにも由来がありそうですね。
Free vector graphic: Actor, Vector, Danila Bagrov - Free Image on Pixabay - 1144794 (867)

実演販売士の主な出張先

◯大規模小売店:
東急ハンズ、京王アートマン
◯通販番組やECサイト等:
楽天、ヤフージャパン、日本テレビ、テレビ朝日、総通、ディノス、テレビ東京ダイレクト、クロワッサン、24時間ショッピングチャンネル

実店舗だと多くの集客が見込める店頭か、視聴率の高い通販番組、集客数の大きなサイトなどが主な活躍場所となるようです。

まとめ

リテールマーケティング(販売士)と実演販売士は、実は全く関係ありません。販売士資格を取っても実演販売士になれるわけでもありません。そのあたりを誤解されている方がいたらご注意ください。
 知り合いの実演販売士はお笑い芸人のキャリアがあるなど、ある意味かなり高いレベルでキャラ立ちしていました。それぐらいのアクの強い要素が求められる仕事のようです。
Free photo: Clown, Comedian, Nose, Circus - Free Image on Pixabay - 362155 (871)

販売士試験を取ると、資格手当が手に入る会社もあると思いますが、年収1億の実演販売士は、全然違うキャリアとなりますので、ご注意ください!

関連する記事 こんな記事も人気です♪

5分でわかる! リテールマーケティング

5分でわかる! リテールマーケティング

リテール(小売)マーケテイングとは、その名の通り、小売に特化したマーケティング施策のことをいいます。内容は多岐にわたります。
bonbi GOSSIP 編集部 | 3,782 view
差のつくプレゼンを考えよう!店頭販促物や店頭什器における提案考察

差のつくプレゼンを考えよう!店頭販促物や店頭什器における提案考察

店頭には、店舗の大きさや商品のサイズなど、販売場所に応じて、大小様々なサイズの什器が想定される場合があります。流通さんとの商談、店舗の制約などを考慮して分かりやすいプレゼンをすることが大切です。
アイデア勝負!最近の店頭販促トレンド

アイデア勝負!最近の店頭販促トレンド

インターネット業界と異なり、成熟しているかと思われている広告宣伝業界。中でもPOP広告や店頭什器などを扱ってきている店頭販促マーケットにおいても現場では様々な工夫が取り入れられているようです。日経電子版の記事からトレンドを探ります。
桜美林大学と産学連携!「ディスプレイ研修合宿」レポート最終回

桜美林大学と産学連携!「ディスプレイ研修合宿」レポート最終回

桜美林大学の大学生を迎え行われた「ディスプレイ研修合宿」レポートの最終回をお届けします。前回のプレゼンを受け、学生たちのデザインした店頭什器をボンビの工場で製品化しました。完成した什器を見たときの学生たちの反応はどのようなものだったでしょうか?
桜美林大学と産学連携!!「ディスプレイ研修合宿」レポート第三回

桜美林大学と産学連携!!「ディスプレイ研修合宿」レポート第三回

江原道様、オーディオテクニカ様、ブルボン様の協力を仰ぎながら、学生さんに販促物の課題を出しました。企画要件をまとめ、アイデアを出し、販促物としての形態をスケッチしていきます。翌日行われたプレゼンテーションでは、学生さんならではの視点からの良い企画案がありました。

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

bonbi GOSSIP 編集部 bonbi GOSSIP 編集部
   
            “プロモーション110番”           
“pet_insta”
“pet_fb”
“ilovepets”
“bsquare”