サブスクリプションモデルとは?
月額課金など定額を払い、サービスを受けることができるビジネスモデルで、もともとネットビジネスでは、2010年以降徐々に増えてきたビジネスモデルのことです。
いくつか事例を挙げてみます。
いくつか事例を挙げてみます。
via pixabay.com
〇月額定額制のファッションレンタルサービス「メチャカリ」
新品の洋服を毎月5,800円支払うことで、同時に3着まで借りることができるサービスです。レンタル枠は3着となっていて、返せばまた新しい洋服を借りることができます。(レンタル回数無制限)
サービス自体に新規性があり、多くのメディアが記事として取り上げ、大きく報道されました。PRは成功していると言えます。PRの成功により、検索数が増え、結果としてリスティング広告などのネット広告のパフォーマンスも上がっているため、新規会員獲得などの販促活動も順調のようです。
サービス自体に新規性があり、多くのメディアが記事として取り上げ、大きく報道されました。PRは成功していると言えます。PRの成功により、検索数が増え、結果としてリスティング広告などのネット広告のパフォーマンスも上がっているため、新規会員獲得などの販促活動も順調のようです。
ファッション(洋服)レンタルならメチャカリ|人気ブランドが新品で借り放題
メチャカリ(MECHAKARI)は、アースミュージックアンドエコロジーなど、人気ブランドの新品の洋服が定額で借り放題のファッションレンタルアプリです。クリーニング不要で返却OK、気に入った服は60日後にそのままプレゼント。
〇ソフトの定額購入「Adobe Creative Cloud」
元々illustratorやPhotoshopのメーカーであるアドビシステムズが2012年より始めた、ネットで定期購入すると、アドビ社のさまざまなアプリケーションが使えるようになるというサービス。
こちらもサービスの開始当初は、随分と話題になりましたね。
WindowsのようにOSとしてPCにプレインストールされていない、ソフトメーカーの取ったマーケティングおよび販促手法としては、大きな成功事例となりました。
こちらもサービスの開始当初は、随分と話題になりましたね。
WindowsのようにOSとしてPCにプレインストールされていない、ソフトメーカーの取ったマーケティングおよび販促手法としては、大きな成功事例となりました。
Adobe Creative Cloud | プロのクリエイター向けソフトウェアとサービス
Adobe Creative Cloudでは、Photoshop、Illustrator、InDesign、Adobe Premiere Proなど、クリエイティブなデスクトップとモバイルのツールをすべて利用できます。
サブスクリプションモデルがリアルにも波及??
最近話題となったのが、ラーメン店の月額定額サービスです。ネットビジネスでは2012年頃よりさまざまな会社が始めているものの、リアル飲食店舗としては珍しいマーケティング手法で話題となりました。
『野郎ラーメン』が月額定額制で食べ放題。飲食店に広がる「サブスクリプションモデル」 | Foodist Media
さまざまな業界で注目を集めているサブスクリプションモデル。飲食業界でも関心が高まりつつある。11月には『野郎ラーメン』がサブスクリプションモデルを使った食べ放題サービス「1日一杯野郎ラーメン生活」をリリース。広報課の黒木勝巳さんに、制度導入について聞いた。
サブスクリプションモデル「1日一杯野郎ラーメン生活」は、月額8,600円(税抜)を支払えば、1日一杯、ラーメン(「豚骨野郎 780円」、「汁無し野郎 830円」、「味噌野郎 880円」から1種を選択)が食べられるというサービスとなっています。「豚骨野郎」であれば月12杯で元が取れる計算になりますね。
しかし、月12杯は結構きついのかもしれません。こんなブログも…
しかし、月12杯は結構きついのかもしれません。こんなブログも…
野郎ラーメンの「1日一杯野郎ラーメン生活」は実践可能か? - こまかいことは知らんけどな
1ヶ月前になりますが、野郎ラーメンが月額8,600円で1日1杯ラーメンが食べられるサブスクリプションモデルを発表しました。 「豚骨野郎」780円(税込)「汁無し野郎」830円(税込)「味噌野郎」880円(税込) の中からどれかひとつを1日1杯食べる事ができます。 ▼リリースはこちら 【野郎ラーメン】サブスクリプションモデルを11月1日リリース 定額で野郎ラーメンが食べられる – 株式会社フードリヴァンプ 月に30回食べると、一杯あたり300円以下になりますね。 毎日はいけないが、月の半分ぐらいはいけるかも。15回食べたら、1杯あたり573円となりますが、微妙なお得感。 月10回だと一杯あたり8…
やはり、そうとうこの味が好きでないと月12回来店はきついのかもしれませんが、
野郎ラーメンの運営元の会社いわく「常連向けに還元する施策」とのことなので、常連がさらに野郎ラーメンへの愛着を増し、継続来店していく流れを作れれば一つの成功と言えるかもしれないですね。
他のメリットとしても
・新規性のあるサービス展開によりPRの成功、およびそれによる来店促進
・「1日一杯野郎ラーメン生活」アプリを使うことでの客と店員のコミュニケーション活性化
・常連来店率の向上による「店の賑わい」。人気店感演出により、新規来店者増加
などがありそうです。
よいマーケティングプロモーション施策と言えそうですね。
野郎ラーメンの運営元の会社いわく「常連向けに還元する施策」とのことなので、常連がさらに野郎ラーメンへの愛着を増し、継続来店していく流れを作れれば一つの成功と言えるかもしれないですね。
他のメリットとしても
・新規性のあるサービス展開によりPRの成功、およびそれによる来店促進
・「1日一杯野郎ラーメン生活」アプリを使うことでの客と店員のコミュニケーション活性化
・常連来店率の向上による「店の賑わい」。人気店感演出により、新規来店者増加
などがありそうです。
よいマーケティングプロモーション施策と言えそうですね。
〇リアル店舗の月額定額は飲食店以外にも広まるのか??
via pixabay.com
野郎ラーメンのサブスクリプションモデルは、他のリアル店舗にも応用できるかもしれません。
スーパーマーケットからの生鮮食料品配達や、アパレル店舗からの定期での服配送サービスなど、定額の設定やマーケティングは難しさもありそうですが、PRや販促のメリット、その他新規来店効果なども考えると、試す価値はあるかもしれません。
スーパーマーケットからの生鮮食料品配達や、アパレル店舗からの定期での服配送サービスなど、定額の設定やマーケティングは難しさもありそうですが、PRや販促のメリット、その他新規来店効果なども考えると、試す価値はあるかもしれません。