見たら得する！おもしろ店頭販促ディスプレイ特集！2024年第二十六弾

店頭で面白い売り方や面白い店頭販促物を見つけてきました。その報告です。ワクワクする売場（買場）が創出されています。

店頭観察特集

凡美社では店頭を常に観察している。
売場の変化は定点観察実施。売場の変化を追う。
そして各種店頭販促ディスプレイも追っている。

随時面白く、ワクワクする売場（買場）をレポートしていく。

101 AI接客

リアル店舗で活躍を始めた、AI接客員！
いよいよ、接客でもAIと人間との共同作業が始まる！
未来がきた！

顧客体験の向上という点で、AI接客は果たして向上を助長させているのだろうか。
という疑問もある。
当然、最先端技術を使うことは重要で、「やらない」より「やる」を選択して実施した方が良い。
ただ、AI接客を使うことがユーザビリティをアップさせているかどうかの検証が必要である。
そして、購買力アップに繋がっているかも重要である。

AIがどんどん人の仕事を奪っていくが、将来的には接客員も不必要になってくるのであろうが、
今は店員が接客時にうまく使うためのツールの役割も果たしているのだろう。

そして、この什器を導入するということが、メーカーと流通の商談時に有効利用されて、ハイセンスの売場拡張が成されていると推察される。

買い物客がどのように使うかというより、売場での陳列確保や場所取りという側面がまだまだ強いように思われる。

什器からでもよいが、そこからスマホに繋いでAI接客してもらう方が、ショッパーは気が楽だと思われる。

102　バリエーション訴求で簡単オペレーション

商品バリエーションの豊富なエスプレッソマシーンへ置くだけで、
使用感を感じる展示になるツール。
商品ごとに差し替えられる機能訴求スペースもあり、効率よく差別化もできる。
これは、かなり秀逸なアイデアではないだろうか。

安価で差し替えができて、バリエーション訴求ができるPOP展開アイデア。
非常に勉強になる。

103　サイネージ活用のショーウインドウ

ショーウインドウの背景全体を映像にすることで、世界観の描き方や表現の幅が一気に広がるな～。
なんかすごい空間だ。

動画- YouTube

ぜひ視てください。

こんなに暑いのに、もうAWのショーウィンドウ。
ショーウィンドウでもサイネージで背景のシチュエーションを変換していく手法は
すごく良い。
ただ、もう少し映していく画像を考えた方がよいのでは？
と思ってしまう。上からビル群を撮った画像を映しても、展示ファッションの服が主役に
ならない。
服が主役として『映える』シチュエーションクリエイティブはもっとやり様があると思う。

104　立体が美しい

電飾の「14」の造作が美しい。

中国メーカーのため、中国で製造されていると推察。
立体感をすごく出したかった意図が感じ取れる。

105　

販売員さんのおススメ商品は信頼できる（ような気がするから、こんなPOPは大事）。

購買においては、CtoCが重要な時代。
ブランド側が言うことよりも、身近な人がおススメする、自分が憧れている人がおススメする、
専門家がおススメする、SNSで語られている、ということが購買動機付けにつながる。

店員さんが発信している時点で、厳密にはCtoCとはならないが、
お店側の発信は非常に効力があると思う。

了。