2017年12月26日 更新

泡を体感できる!店頭での浴槽バブル什器の開発ストーリー

店頭では、消費者が通り過ぎるわずかな時間に注意を惹き、商品の特性をわかりやすく伝えるPOPや店頭什器が必要となります。「体験」「体感」というのも一つのキーワードで、視覚だけではなく、触覚や嗅覚、時には味覚に訴えかける店頭ツールの効果は高くなります。

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店頭での体感ツールと体験ツールとは??

店頭での演出は、消費者やターゲットの注意喚起を引き、さらに分かり易く伝えることが要求されます。それを端的に伝えることができるのが『店頭体感ツール』『店頭体験ツール』とよばれる店頭販促物になります。視覚だけへの情報ではなく、五感のうち視覚以外の感覚にも訴えかけようというものです。時には嗅覚、時には聴覚、時には触覚、時には味覚にまで訴えかけます。
五感に訴えかけることで、ターゲットの商品への理解を促進し、他社製品との比較をしやすくしてあげて購買動機付けをすることが『店頭体感ツール』『店頭体験ツール』の目的です。

バブル体感ツールの開発のきっかけ

今回はショールームでの浴槽を模した体感ツールの紹介をします。

細かい泡を出すバブルメカの訴求で、浴槽から細かい泡が噴き出し、身体のすみずみまでしっかり刺激し、心も身体もリフレッシュするということを体感してもらうツールになります。

もちろん、ショールームでは身体全体で体感をしてもらうことはできないので、手をかざしてもらって細かい泡の感触を来場者の方に味わっていただきたい、また、その泡のキラキラ感を醸し出せる店頭演出ツールを製作してほしいというクライアント様の要望を受け、開発がスタートしました。
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泡を見せるということで、基本的には透明アクリルの直方体がベースになって浴槽に見立てています。
しかし直方体では浴槽には見えないので前面のフォルムを浴槽っぽいRをつけながらカットをしたシールを貼ることで浴槽らしさを出すことにしました。

店頭ツールはイメージスケッチから始まる

まずはイメージスケッチからスタートしますが、予算やスケジュールとの兼ね合いもあるため、限られた条件でより深さと広さを掘り下げる具現化力が身上の我が社のしましては、どうやったら什器を浴槽に見立てられるかということを中心にデザイン設計をしていきました。

さらにお客様が、泡が身体に与える効力、魅力を強く伝えたいとのことでしたので、具現化させる為には、泡の表現にも注目して設計を行いました。
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泡のはじける感じはLED照明を利用し、さらに光の当て具合や確度を検証しながら、位置や色、光量を決めていきました。
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上部は蓋をRにくり抜くことで浴槽感を出しています。
手を入れるところなので怪我のないよう、アクリルの断目をガスであぶって角が出ないようにしていますが、この処理でアクリルの性質を生かしながら光を透過してキラキラ感を出す効果もあります。

店頭体感ツールの完成

全体画像

全体画像

水を扱う店頭什器は非常に気を遣います。

水漏れはクレームとなるのでコーキングを念入りに行い、泡を出して水漏れチェックをします。
コーキングとは、気密性や防水性のために施工される隙間をパテなどの目地材などで充填することです。

さらには、製作した30台すべてにおいて、1台1台水を一度入れて水漏れチェックをするという検品を行っています。下から水が抜けるようになっているので、水を入れてチェックをして、栓を抜いて水を出し、タオルで拭き取って、間をおいて乾いた後に梱包をしています。

クライアント様からは試作品の段階から非常に高い評価を頂きました。
製品納品後は、設置したショールームから視覚的にも体感的にも分かり易い店頭什器になったと高い評価を頂きました。

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