2024年3月13日 更新

見たら特する!おもしろ店頭販促ディスプレイ特集!2024年第七弾

店頭で面白い売り方や面白い店頭販促物を見つけてきました。その報告です。ワクワクする売場(買場)が創出されています。

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店頭観察特集

凡美社では店頭を常に観察している。
売場の変化は定点観察、そして各種店頭販促ディスプレイも追っている。
随時面白く、ワクワクする売場(買場)をレポートしていく。

㉙ 斬新なくくりの再編集

納豆売り場に革新的なパッケージデザインの商品があった。
余りにも斬新すぎて、思わず手に取ってしまった。
あと、自宅の冷蔵庫内でも異彩を放っている。なんの商品か、一見分からない。
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調べると、イラストレーターの凪さんの描き下ろしイラストである。
凛としてしなやかな日本女性の美しさを表現したそう。
ターゲットは20代~30代の女性。
ターゲットを絞って、さらに『好きなイラスト』や『好きなイラストレーター』というトライブへの波及も狙っている。
イラストだけではなく、GABAという成分をタレに配合しているところも
分かり易く表現。リラックス効果も提供できるという納豆である。
GABA配合ということは、納豆は夜食べて、発酵食品で胃腸の働きに作用し、
さらにはリラックス効果を上げて睡眠をしっかりとるという、
納豆の新しいカテゴリーを創っていると推察される。
ターゲットとともに『くくりの再編集』を行っている。
製品のUSP(Unique Selling Proposition)とCBP(Core Bnefit Proposition)のどちらも分かり易くしている。
店頭ではアテンションが非常に効いているし、想起しやすい。
一瞬、何の商品か分からないが、横に納豆が売っているため、納豆というのも早い段階で気づく。

㉚ これも一つの顧客体験向上施策である

大きなお店の中に、交通標識があった。
これは分かりやすい。
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小売店の売手視点施策。
客単価を上げるために、店舗回遊を促進させるのに有効だ。
買い物客からしても分かり易い。
昔1988年から1991年まで、『週刊少年マガジン』で連載された「SHOGUN」という漫画があるが、その中で、商店街の売上を一撃で上げる施策がある。
看板にメッセージを入れて交通整理をするというだけの施策で売上が爆上がりだった。

意図を持った分かり易い交通整理は、買い物客にとって有効な情報となり、安心にもつながり、
顧客体験の向上にもつながる。

㉛ 駅ナカでの手軽な購買を意図したネーミング?

amazon GOみたいな、GODIVA GO!ができていた。
無人店舗ではない。
気軽にGODIVAが買える駅ナカ店。
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「GO」という表現は軽快で活発なイメージを連想させる。
前向きさも感じさせる。
GODIVA本来のブランディングは重厚感や高級感ではあるが、
駅ナカで手軽に買ってほしいという、手軽な購買行動という意味で
「GO」を使用したのかな?と推察。

㉜ 流通商談で好まれそうな展開

マンガ「バーテンダー」×サントリー×ビックカメラのコラボ企画のカクテル売り場。
マンガのキャラクターが「カクテル言葉」を教えてくれる。

「一歩を踏み出す決意に祝福をしたい」人は、ジントニックを作ろう。
「あるがままの自分でうまくいく」と考えたい人は、ジンフィズを作ろう。
「強敵と書いて友(トモ)と読む」人は、ブラックルシアンを作ろう。
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コラボや仕掛けという施策はおいておき、
店頭展開としては、
商品とショッパーとの遠中近の距離で、ショッパーに段階的に伝える内容が整理されている。
アテンションやリマインドで、買い物客の「ん?」を引き出し近寄らせて、
色々なカクテルの文言で「なになに?」をつくり、ショッパーの心理に訴えかけながら、
ゼロ距離でレシピまでつなぎ、ネットにもつなげる。

流通商談で好まれそうな展開だと思われる。

㉝ ビッカメ娘

ビックカメラが展開している店舗擬人化施策。
それぞれの店舗を擬人化させている。
各店舗ごとにキャラクターがいて、それぞれに名前があり、名前の語尾は『たん』で終わる。
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㉞ 超絶技巧演出

すごい光の演出の展示台があった。
バックボードの円形の窓内に、集中線を描いた導光板を4階層使用し、立体的な光の集中線を背景にした展示台。
4階層の導光板は、奥から順に点灯することで、さらに立体感が強調されるという、、、
これは、古の技術を最大限に活用した、超絶技巧演出。
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美肌に特化した光を抽出し、エステサロン級のブライトニングケアができる製品。
ムダ毛ケアと美肌ケアが1台で叶う。
動画ではないが、製品特長を動きのある光で伝えている。
色々と店頭販促物を企画してきた方が考えたであろう表現の仕方である。

まとめ

『バーテンダー』コラボの売り場、メインコピーが「今日を少しだけ、いい日に」である。

あくまで個人的な意見だが、
1日が、『疲れた』とか『よくなかった』という前提な感じを受ける。


これとは関係ないが、なぜか『ペインフルな職業観』が生まれてしまっていることに
ハッとする。
働き方改革も、本来はそうではないはずであるが、なぜか仕事=悪、となっている。
余暇=善。仕事より趣味を大事にしなさい。と本来そうではない風潮にしてしまって、
そういうもんだという理解にされてしまっている感を否めない。
そもそも仕事というのはペインフルなものなのだろうか。
そういう擦り込みをされていないだろうか。
未来を妄想して未来を描くことができるのであればペインフルにはならない。
そして、主体的に能動的に仕事をしていればそれは幸福感になる。
成果が出れば嬉しい。失敗は成功への糧である。

社会人になれば、大半の人は仕事の時間が人生となる。
言わば、「仕事こそ人生」という側面がある。その仕事を『ペインフルな職業観』のまま続けているのは凄くもったいない。そういう風潮がつくられている。と感じる。

1人当たりGDPは下落の一方、円安の影響もあるがGDP自体も4位に転落の日本。
『ペインフルな職業観』の風潮を『未来を描く職業観』にシフトできれば良いのではないか
と思う。

了。

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