日経電子版「プロモーション」関連ワード記事
インバウンド(訪日外国人客向け)プロモーション拡大
業績の良い企業は、訪日外国人客向けのプロモーションに余念がないようです。
(決算 深読み)資生堂、中国需要囲い込み アジア全域で販促 今期純利益2.9倍 供給力不足が課題 :日本経済新聞

資生堂の業績拡大に弾みがついている。8日、2018年12月期の連結純利益が前期比2.9倍の670億円になりそうだと発表した。過去最高の540億円の従来予想から、さらに130億円上積みする。
資生堂は中国人消費者に対し、アジア全域で国境をまたいだ販促策を展開している。
松竹、訪日客向けにお化け屋敷 :日本経済新聞

松竹が夏季限定で東京タワー(東京・港)に開設するお化け屋敷が今年も開業した。4回目の今回から訪日外国人客の来場を想定し、侍をテーマに日本らしさを打ち出した。入場前に外国語の映像を見せてストーリーを理解してもらう。
古い屋敷の中に人斬り侍を登場させるという外国人にも分かりやすい設定にしたらしい。
独自性のある商品企画
成熟していそうなPCの分野でも、色々と工夫して仕掛けるメーカーもいます。
タッチ対応の第2画面もつノートPC(新製品・解剖) :日本経済新聞

台湾・華碩電脳(エイスース)が発売した15.6型ノートパソコンの最新モデル。最大の特徴は3モデルのうち下位を除く2モデルに「スクリーンパッド」を搭載したこと。スクリーンパッドは普通のパソコンのタッチパッドのある場所に設けたタッチ対応の液晶画面。
独自性のある商品はプロモーションやPRを仕掛けやすい。
新規性・話題性のあるワードを絡めたプロモーション
出羽三山と伊勢神宮 遠隔地DMO設立へ 鶴岡・伊勢市、相互に誘客策 :日本経済新聞

山形県鶴岡市と三重県伊勢市を対象地域とする日本版DMO(観光地経営組織)「いせでわDMO」(仮称)が設立される見通しとなった。出羽三山と伊勢神宮という観光地を抱える両地域が手を組み、主に女性客を対象とした誘客策に取り組む。
DMOという聞きなれない言葉が出てきました。
目新しく、これから流行りそうな言葉(=この場合はDMO)にひっかけたプロモーション企画もしばらくは有効かもしれません。
地域主導の外国人向けプロモーションも活況か
(列島追跡)三重の地酒、欧州酔わせるか 仏で出展、鳥羽で大会も :日本経済新聞

三重県の日本酒の魅力を伝え、欧州での販路拡大につなげようという2つの取り組みが今秋実施される。県による初の海外での宣伝活動や県内で初開催される日本酒の国際コンクールを通じ三重の地酒の知名度を高める。
欧州でのプロモーションターゲットは富裕層。高級フランス料理店向けのPRツールにも趣向を凝らすようだ。
格安航空券を利用したインバウンド旅行需要も増えている
海外から沖縄 増える教育旅行 県誘致、今年度65団体見込む 国際交流で人材育成 :日本経済新聞

海外から教育旅行で沖縄県を訪れる学校・団体が増えている。2017年度は16年度より19団体多い44団体となり、18年度は65団体を見込む。県は誘致拡大のための事業を15年度に開始。教育旅行では多くの団体が県内校との交流を組み込んでおり、県では観光客誘致に加え、国際交流によるグローバル人材の育成にもつながるとして受け入れに力を入れる。
タイや韓国、台湾などから、訪日外国人が旅行で沖縄を訪れているようです。
インバウンドプロモーションのためには??
今回取り上げた記事の中での傾向をとらえると、特にインバウンド(訪日外国人向け)プロモーションが盛り上がりを見せつつあるのがわかります。
海外で現地語で現地メディアとコミュニケーションできるPR会社や、現地語ネイティブな社員がいる広告代理店や販促会社などが今後重用されていく時代になりそうです。近未来的な採用条件として、英語力や中国語力のスキルが、重視されるのは間違いないでしょう。
海外で現地語で現地メディアとコミュニケーションできるPR会社や、現地語ネイティブな社員がいる広告代理店や販促会社などが今後重用されていく時代になりそうです。近未来的な採用条件として、英語力や中国語力のスキルが、重視されるのは間違いないでしょう。