POP UPが創るワクワクする世界
アイデア出しのネタ集めから始まった
SP デザイン室のM です。
まずここでのPOP-UPとは いわゆるポップアップカードや飛び出す絵本、仕掛け絵本 などと呼ばれている物で、平らな状態から立体物が現れる紙製品を指しています。
今から十数年前、幾度となく担当させていただいたお仕事をきっかけに私の収集が始まりました。
そのお仕事は初めに必ずアイデア出しのラフスケッチ( ボンビではサムネイル) があり、1~2 日間程で十数点の提出が必要不可欠でした。
店内POP ツールが主で案の内容や細かなツメはそれほど必要無く最初の掴みの様なものですが、すぐ後の提案に繋がる大事な通過点でした。
その為、普段から「ネタ」ストックが必要でよく店頭リサーチに出かけていました。
ある時雑貨屋さんでふと目に留まり、いつの間にか集め出したのがポップアップカードや仕掛け絵本でした。
皆さんも一度くらいは手にした事があるかと思います。
カードを開ける時やページをめくる時のワクワク、ドキドキ感が私のモチベーションを上げてくれます。
立体的な形状に加え、動きやグラフィックとのマッチ、音や光、そして驚きと意外性。この薄っぺらいものの中にこんなに色々盛り込んでいるにもかかわらず、見事にスペースに収まっているところが見てて気持ちいいのです。
つい開けたり閉めたりを繰り返してしまいます。閉じている時と開けた時のギャップも ” ツボ” です。
まずここでのPOP-UPとは いわゆるポップアップカードや飛び出す絵本、仕掛け絵本 などと呼ばれている物で、平らな状態から立体物が現れる紙製品を指しています。
今から十数年前、幾度となく担当させていただいたお仕事をきっかけに私の収集が始まりました。
そのお仕事は初めに必ずアイデア出しのラフスケッチ( ボンビではサムネイル) があり、1~2 日間程で十数点の提出が必要不可欠でした。
店内POP ツールが主で案の内容や細かなツメはそれほど必要無く最初の掴みの様なものですが、すぐ後の提案に繋がる大事な通過点でした。
その為、普段から「ネタ」ストックが必要でよく店頭リサーチに出かけていました。
ある時雑貨屋さんでふと目に留まり、いつの間にか集め出したのがポップアップカードや仕掛け絵本でした。
皆さんも一度くらいは手にした事があるかと思います。
カードを開ける時やページをめくる時のワクワク、ドキドキ感が私のモチベーションを上げてくれます。
立体的な形状に加え、動きやグラフィックとのマッチ、音や光、そして驚きと意外性。この薄っぺらいものの中にこんなに色々盛り込んでいるにもかかわらず、見事にスペースに収まっているところが見てて気持ちいいのです。
つい開けたり閉めたりを繰り返してしまいます。閉じている時と開けた時のギャップも ” ツボ” です。
はるか昔から存在していた仕掛け絵本
ここで少しPOP-UP / 仕掛け絵本の歴史について触れたいと思います。
世界で最初の仕掛け絵本が登場したのは1306 年のことで円盤仕掛けの物であったとされています。
( 星座早見表みたいな感じ? ) それから 17 世紀頃までは今の様に「楽しむ絵本」ではなく学術的用途で作られたのだそうです。
18 世紀以降になるといわゆる子ども向けの楽しい仕掛け等を施した絵本が登場します。
主流はヨーロッパで、1765 年 ロンドンの出版社ロバート・セイヤー社が発行した絵本が始まり
とされています。
その後イギリスでは色々な出版社が趣向を凝らした仕掛け絵本を出版し、ドイツでも19 世紀にしかけ絵本の巨匠 ” メッゲンドルファー”” アーネスト・ニスター” が誕生しています。
20 世紀になると舞台はアメリカへ。1932 年にアメリカの出版社ブルーリボンブックス社が、本のページを開くと自然に立ち上がる仕掛け「ポップ・アップ」という言葉を作り出し、たちまち大評判となりたくさんのポップアップ絵本が誕生しています。
現在でも多く出版される中でロバート・サブタ氏の「不思議の国のアリス」や「オズの魔法使い」はあまりにも有名ですね。
因みに、日本でも江戸時代に「おもちゃ絵」と呼ばれる「仕掛け絵本」が存在したそうで、子ども向けのものは大正期以降に発展したのだそうです。
( 星座早見表みたいな感じ? ) それから 17 世紀頃までは今の様に「楽しむ絵本」ではなく学術的用途で作られたのだそうです。
18 世紀以降になるといわゆる子ども向けの楽しい仕掛け等を施した絵本が登場します。
主流はヨーロッパで、1765 年 ロンドンの出版社ロバート・セイヤー社が発行した絵本が始まり
とされています。
その後イギリスでは色々な出版社が趣向を凝らした仕掛け絵本を出版し、ドイツでも19 世紀にしかけ絵本の巨匠 ” メッゲンドルファー”” アーネスト・ニスター” が誕生しています。
20 世紀になると舞台はアメリカへ。1932 年にアメリカの出版社ブルーリボンブックス社が、本のページを開くと自然に立ち上がる仕掛け「ポップ・アップ」という言葉を作り出し、たちまち大評判となりたくさんのポップアップ絵本が誕生しています。
現在でも多く出版される中でロバート・サブタ氏の「不思議の国のアリス」や「オズの魔法使い」はあまりにも有名ですね。
因みに、日本でも江戸時代に「おもちゃ絵」と呼ばれる「仕掛け絵本」が存在したそうで、子ども向けのものは大正期以降に発展したのだそうです。
お気に入りを一部ご紹介!
何年か前に私も仕掛け絵本の展示会に行って昔の仕掛け絵本の実物を見たことがあります。
元絵を万年筆?の様なもので手描きで描かれたであろう作品は1 色表現でありながらもあたたか味があり細かい描写で表現されていたことを今でも覚えています。
現代でも目にする仕掛け類がそんなにも古くから存在していたのかと凄く驚きました。
元絵を万年筆?の様なもので手描きで描かれたであろう作品は1 色表現でありながらもあたたか味があり細かい描写で表現されていたことを今でも覚えています。
現代でも目にする仕掛け類がそんなにも古くから存在していたのかと凄く驚きました。
そんなこんなで 集める事となった私のコレクションを一部ご紹介しようと思います。
どれもお気に入り。こんなの貰えたらテンション上がります!
この様にカードや絵本そのものを楽しむのは勿論ですが、グラフィックや世界感の完成度の高さ、季節感や各イベント事をうまく表現しているところ、量産品であるところ、どんどん新しい物と入れ替わっていくところ等、どこか販促ツールと似ている気がします。そのまま流用はできませんが実際に自分でアレンジしたり、手作りした物をお仕事で提案に加えた事もあります。
デジタルが広がる中、時々お友達やお子様にアナログメッセージを送ったり、仕事で行き詰まった時やリフレッシュが必要になった時にはPOP-UPカードや仕掛け絵本をチラッと見てみてはいかがでしょうか。
因みに私のデスク下には常に幾つかののコレクションが眠っています。見たい方はお声掛けを。
まだまだあります!
デジタルが広がる中、時々お友達やお子様にアナログメッセージを送ったり、仕事で行き詰まった時やリフレッシュが必要になった時にはPOP-UPカードや仕掛け絵本をチラッと見てみてはいかがでしょうか。
因みに私のデスク下には常に幾つかののコレクションが眠っています。見たい方はお声掛けを。
まだまだあります!