2018年1月31日 更新

日々常に情報収集して考えることが重要

編集のKです。先日得意先様との商談で、「自分の引き出し」に関して話をされました。打ち合わせの場で何をしたらよいのでしょうか?

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編集のOです。
先日得意先様との商談で、「自分の引き出し」に関して話をされました。
得意先様との打ち合わせの場でどれだけのアウトプット(会話)ができるかが重要という話です。
極論、オリエンテーションを受けている時に!すでにアイデア出しをして!得意先様に刺さっているか
どうかを確かめて!方向決めをして!その方向で詰めるために持ち帰ってプレゼンに臨むと
決定率が上がるという話です。おとなしく持ち帰る時点でいい提案は期待できないのだそうです。
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自分もそんな経験があります。オリエンの際にすでに頭の中で切り口と組立ができて、それを打診してみる。
それ、いいですね、と反応が出たらそこを突き詰めて1案に入れる。自然と通る、コンペで勝つという経験です。
それは、自分の過去の経験値と、今まさに目の前に突きつけられている課題や状況とがリンクした時にできる業だと思います。
ということは、過去の経験値が重要です。
どれだけの経験値があるか。そして、どれだけ多くの事例が頭の中にあるかが重要です。
事例のインプットというのは非常に重要です。
「この課題や状況は、この事例に似ているなぁ、あの業界でやっていたあの手法に似ているなぁ・・・。」
ではでは、こういうことなのかな?と仮説を立ててぶつけてみる。
否定されたとしても、それはそれで利点です。違うということが分かるからです。
ですから、2つ3つ出せると、会話がはずむかもしれませんし、得意先様側から話を膨らませてくださる可能性もあり、欲している答えの核心を持ち帰ることができるかもしれません。
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得意先様も『算段』をされています。担当のブランド・商品の状況と課題、自分の立場、社内での上司とのバランス関係、他部署との連携や特に営業部との駆け引きや圧力、クライアントとの商談などといった様々なことをあなたとの会話の中で考えながら、『算段』をされています。
その算段を引き出しながら会話をはずませていくと、それが王道の提案になっていく可能性がある
のではないでしょうか。

商談の場、その場所その時というのは非常に重要ですね。
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では、引き出しの話です。
どこまで話ができるか・・・。
やはり、知識が必要です。得意先様の状況に対する知識も必要です。
そこには事例のインプットと、
得意先様の商品、得意先様商品の競合商品の状況とプロモーション施策も必要な知識です。
常にリテラシーを高く持ち情報収集をしていないといけませんね。
知識の集積や組合せで「知恵」が出ます。この「知恵」が企画になります。
知恵の生み出しはセンスも必要ですが、知識のインプットは日々の努力でしかないでしょうね。
あと、送ってきた「人生」と「人生」から導き出した「主観」も引き出しになると思います。
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ここで、「人生」と「主観」について考えてみたいと思います。
1人の「主観」はその人が人生の中で経験してきた、考えてきたこと以上の幅は持てないと思います。
ここで思うのは、破天荒な人生を送ってきた人はなかなか滅多にいないということです。
破天荒人生であれば色んな幅広い主観を持てるとは思うのですが。
1人の「主観」の幅はたかがしれています。よって、客観的側面からのアプローチが必要で、それが
マーケティングということになるでしょう。
瞬時に切り返しながら客観的なアプローチを持ち、自分の主観を入れながら対話している相手に伝えないと独りよがりな会話になります。
より多面的な「主観」を持つために色んな人に関わって人生観を語るのは大切なことだと思います。
人との対話が自分を培うのです。友とのディベートやコンパなんかも大事ですね(笑)
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『引き出し』をクールに言い換えると、
瞬時に切って落とせるような刀や居合術を持っているかどうかということになりますね。
自分でデータベースをつくって、瞬時にデータを引き出しながら、組み合わせ構成を考える
思考力と会話力が刀や居合術になります。
いえ、切って落とすことではなくて膨らませないといけませんね(笑)
このようなことは昔からどの場面でも当たり前のこととしてあるのでしょうが、改めて考えてみました。
ウソや知ったかぶりはもちろん最悪です。
確認することは確認するとして持ち帰らないといけませんが、企画話などは持ち帰る前に、一呼吸考えて、出してみて、お客様にぶつけてみて、反応をみて、再度出し具合を考えて、出してみて、反応をみて、とトライしていきましょう。
日々の業務作業以外のところで、日々の自分の時間で、どれだけ動けるか、考えることができるか、
これが、引き出し形成には重要ですよね。

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