店頭観察特集
凡美社では店頭を常に観察している。
売場の変化は定点観察、そして各種店頭販促ディスプレイも追っている。
随時面白く、ワクワクする売場(買場)をレポートしていく。
売場の変化は定点観察、そして各種店頭販促ディスプレイも追っている。
随時面白く、ワクワクする売場(買場)をレポートしていく。
㉕ 分かり易さと、その使い方の新しい提案
数々のデザインやマーケティングの賞を受賞した「大好物醤油」が店頭に並んでいた。
日本各地の醤油の容器に料理のイラストが描かれたパッケージを被せ、二重のパッケージで醤油の特徴を一目で分かるようにした秀逸なアイデア!
醤油を料理ごとに使い分けたくなる、楽しいお醤油売り場になっていた。
日本各地の醤油の容器に料理のイラストが描かれたパッケージを被せ、二重のパッケージで醤油の特徴を一目で分かるようにした秀逸なアイデア!
醤油を料理ごとに使い分けたくなる、楽しいお醤油売り場になっていた。
棚の端でPOPで補足はしてあるものの、商品のみで簡潔に意図を伝えている秀逸な手法だ。
卵用の醤油。刺身用の醤油。餃子用の醤油。納豆用の醤油。カレー用の醤油?。トンカツの醤油?。
そこまで分けて使うのか?という疑問が出るが、大好物醤油のHPには18種類の醤油が紹介されている。売れ筋と、売れ筋でないのがあるはずだが、そこはランキングを聞いてみたいところ。
調べると博報堂との共同開発。
醤油のいうカテゴリーの中でも「くくり」を再編集して新しい価値を創造し、まとめ買いを促進させている。
卵用の醤油。刺身用の醤油。餃子用の醤油。納豆用の醤油。カレー用の醤油?。トンカツの醤油?。
そこまで分けて使うのか?という疑問が出るが、大好物醤油のHPには18種類の醤油が紹介されている。売れ筋と、売れ筋でないのがあるはずだが、そこはランキングを聞いてみたいところ。
調べると博報堂との共同開発。
醤油のいうカテゴリーの中でも「くくり」を再編集して新しい価値を創造し、まとめ買いを促進させている。
㉖ 進化する自動販売機
小さいファミマがあった。
かわいい。
かわいい。
自動販売機は特に治安が良い日本ではすごく可能性がある。
このサイトでも過去2度記事化したのでリンクを貼っておく。
このサイトでも過去2度記事化したのでリンクを貼っておく。
まだまだ広がる自動販売機ビジネス - ボンビゴシップ
以前このサイト内でも取り上げた自動販売機特集その2。多様化していく自動販売機ビジネスを紹介します。
コロナ禍で躍動!「自販機のニーズ」さらに多様化 - ボンビゴシップ
『非対面式』で『24時間稼働』できる「自販機」は、コロナ禍において『営業時間外での購入促進』をさせ『売上補填』に貢献する販売チャネルとして注目されている。
4年ほど前、台湾メーカーと組んで、電子決済だけのサンプリングもできる自動販売機を作ることができないか画策をしたことがある。途中で断念をしたが、人手不足の世の中でセルフ売り場は非常に大切だ。
小売店が自社のブランド力を活かし、アテンションとリマインドを含めて超小型店舗の敷地で自動販売機を展開。売上は順調なのか気になるところだ。
小売店が自社のブランド力を活かし、アテンションとリマインドを含めて超小型店舗の敷地で自動販売機を展開。売上は順調なのか気になるところだ。
㉗ 新たな価値創造
フリスクティッシュだと、、、!
好奇心に負けて買ってしまった!!!
使ってみたら、むっちゃフリスクだった!
好奇心に負けて買ってしまった!!!
使ってみたら、むっちゃフリスクだった!
これは面白いコラボ。
丸富製紙株式会社が製造販売している。
ティッシュで鼻をかむという行為に、鼻通しを良くするという+αのアイデア。
カテゴリーの中に「くくり」を再編集して、「俺か、俺以外か」を創っている。
お店側が『花粉対策』とプライスで謳っているが、花粉対策になるのだろうか。
丸富製紙株式会社が製造販売している。
ティッシュで鼻をかむという行為に、鼻通しを良くするという+αのアイデア。
カテゴリーの中に「くくり」を再編集して、「俺か、俺以外か」を創っている。
お店側が『花粉対策』とプライスで謳っているが、花粉対策になるのだろうか。
㉘ ペットを飼っている人をくすぐる描写を演出
ペットも暖まれるコタツの分かりやすいディスプレイ。
窓から顔を出している感じがすごく雰囲気が出ていていい。
動物好きにはたまらない『絵』である。
さらに、このぬいぐるみの表情もいい。
アテンション力もリマインド力もある。
製品理解は一目でわかる。
動物好きにはたまらない『絵』である。
さらに、このぬいぐるみの表情もいい。
アテンション力もリマインド力もある。
製品理解は一目でわかる。
まとめ
昔々、P&Gさんが提唱された
「First Moment Of Truth」という言葉がある。
略称、FMOT(エフモット)。
「消費者が商品を購入する場で製品を初めて目にする最初の瞬間」を表す購買メンタルモデルだ。
その『真実の瞬間』でどれだけ購買意欲をつくることができるか。
そして、「Second Momento Of Truth」。略称、SMOT(エスモット)。
「消費者が購買行動を決める瞬間」に関するメンタルモデルのこと。 商品購入者が商品を使用した体験を通して、商品の良し悪しを判断・評価し、その商品にリピートを決める瞬間のことを指す。
そういった言葉がありながら、2010年にGoogleから提唱されたのは、
「Zero Moment of Truth」。略称、ZMOT(ジーモット)。
「顧客は店舗に足を運ぶ前に、インターネット上で購入する商品をすでに決定している」というものだ。
店頭での購買メンタルモデルがFMOTでもSMOTでもZMOTとなんであれ、気付き、想起、製品理解、比較、購買動機付けを、ショッパーと商品の距離を鑑みてどのように発信するかが店頭では重要である。
店頭販促物、もしくは商品パッケージでうまく発信をしていかなければ商品は売れない。
「First Moment Of Truth」という言葉がある。
略称、FMOT(エフモット)。
「消費者が商品を購入する場で製品を初めて目にする最初の瞬間」を表す購買メンタルモデルだ。
その『真実の瞬間』でどれだけ購買意欲をつくることができるか。
そして、「Second Momento Of Truth」。略称、SMOT(エスモット)。
「消費者が購買行動を決める瞬間」に関するメンタルモデルのこと。 商品購入者が商品を使用した体験を通して、商品の良し悪しを判断・評価し、その商品にリピートを決める瞬間のことを指す。
そういった言葉がありながら、2010年にGoogleから提唱されたのは、
「Zero Moment of Truth」。略称、ZMOT(ジーモット)。
「顧客は店舗に足を運ぶ前に、インターネット上で購入する商品をすでに決定している」というものだ。
店頭での購買メンタルモデルがFMOTでもSMOTでもZMOTとなんであれ、気付き、想起、製品理解、比較、購買動機付けを、ショッパーと商品の距離を鑑みてどのように発信するかが店頭では重要である。
店頭販促物、もしくは商品パッケージでうまく発信をしていかなければ商品は売れない。
了。