2022年12月1日 更新

ギネスブック認定! タナカヒロカズ運動 

以前からメディアにも取り上げられて、結構有名なタナカヒロカズの会。実は凡美社の社員がこの運動のきっかけになっていたのです。タナカヒロカズ運動のギネスブック認定について語っていただきました。

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タナカヒロカズ運動

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ギネスブック認定の快挙

みなさんご存じでしょうか?
同姓同名の「田中宏和」さん同士が交流する、「田中宏和運動」というコミュニティがあることを。
なんと、2022年10月29日、「タナカヒロカズ運動」がギネスブック認定を受けました。

何の世界一かというと、「同姓同名の最大の集まり」世界一です。
頑張らずに「親のおかげで世界一」を達成できるかということを目標に過去2回チャレンジしましたがそれまでの世界記録の164人にはとどかず、今回178人の「タナカヒロカズ」さんが集まり見事ギネスブック認定を受けました。
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「タナカヒロカズ運動」のきっかけとなった田中宏和

この「タナカヒロカズ運動」、実は凡美社の社員である“田中宏和”さんの存在が、この運動が始まるきっかけとなっているのです。

現在凡美社工場長である田中宏和さんに経緯を聞いてみました。
そもそもの始まりは、私の近鉄バファローズへのドラフト会議から始まっています。

「タナカヒロカズ運動」の幹事と呼ばれている、“田中宏和”さんがテレビでドラフト会議を観ている時、近鉄ドラフト1位指名選手が「田中宏和(私)」であったことに血液が逆流するような衝撃を受け、同姓同名というだけで他人の人生を生きている気になれることの面白さを体感されたことで同姓同名の「田中宏和」さんを探し始めたことがきっかけとなります。

この事から始まり今回のギネス認定まで28年間のストーリーがあります。
via 田中宏和
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なんと、凡美社の田中宏和さんは、近鉄バッファローズにドラフト1位指名された野球エリートだったのです!

それをテレビで見た、「タナカヒロカズ運動」の幹事さんである田中宏和さんが起こした運動だったのです。

ギネス認定へ

これまでは漢字の「田中宏和」でギネスに挑戦してきていましたが、今回初めて「タナカヒロカズ」での挑戦に変えたことが、ギネス達成の人数を集められた大きな要因でした。
via 田中宏和
過去2回、記録にとどかなかったことから、今回は漢字限定の「田中宏和」ではなく、カタカナで「タナカヒロカズ」となる人を集めることでギネス達成にとどいたとのことです。
今回はどのように拡散をはかったのでしょうか?

産経新聞で広告を10月13日に掲載し、小さいサイズの広告は、同日の社会面に掲載されました。
実際の新聞広告により新しい「タナカヒロカズ」さんが発見されたかは定かではありませんが、既に会員になっておられる方のSNSでこの記事を使用した呼びかけや、リツイートやシェアで広く拡散されたのは間違いありません。
新聞離れが言われている昨今ではありますが、SNSでの二次利用を考えればインパクトは十分な広告ではあります。
via 田中宏和
2022年10月13日産経新聞広告

2022年10月13日産経新聞広告

2022年10月13日産経新聞広告より

2022年10月13日産経新聞広告より

日頃からツイッターやフェイスブックで、自身のSNSアカウントで表示されない日が無いぐらいの頻度で「タナカヒロカズ運動」の投稿を目にしていました。
今回のイベントが決まってから、
10月16日の正午から事前にイベントへの参加表明をされている「タナカヒロカズ」さん達が、
SNSで同時配信をすることになっていました。

自分自身その時間にリツイートすることができませんでしたが、自身のフェイスブックでは友達になっている「タナカヒロカズ」さんたちがアップした記事ばかりになっていました。
どこまでジャックできたのか定かではありませんが、全国的にも拡散できていたのだと思います。
via 田中宏和
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並行して、遠方から参加される方の交通費の補助金、また、会場費・広告費の費用確保の為にクラウドファンディングの「キャンプファイヤー」に登録をしていました。

個人からの献金には、オリジナルTシャツ・ステッカー・タオルなどが返礼品とされていました。うーん、本人か親族しか要望がないのではと思いますけどね(笑)。

企業向けの枠も設定されており、こちらはメディアが結構な数来場されるので、当日の会場のメインスポンサーとしての発信であったり、ゼッケンへのロゴ印刷などでの宣伝が返礼品となっていました。

残念ながら企業からの投資が無く、イベント会場さんのロゴが印刷されていました。今思えばメディアへの露出はすごくあったと感じます。
via 田中宏和
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当日のメディアの参加は、民放テレビ各社やNHKも入り、新聞各社や中にはイギリスのガーディアン紙からの取材も来ており、30社近いメディアの取材が入っていたそうです。

結果としてギネスの認定員の立会いの下、正式に
「Largest gathering of people with the same first and last name/ 同姓同名の最大の集まり」
の178人のギネス記録に認定され、目的は達成されました。
世界が物価上昇や戦争など不安定な昨今、とても平和的な新記録として、国内報道各社で放送・掲載はもちろんですが、イギリスのガーディアン紙やアメリカBBC放送でも、報道されました。

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幹事の田中宏和さんと一緒に

幹事の田中宏和さんと一緒に

今回はイベントを運営するうえで、実際に集客をする流れをいろいろと勉強することができました。
「普通に生活をしていてギネスの記録保持者になれる」という、まさに『平和そのもの』のギネス記録ではありますが、その裏には見えない努力もたくさん感じることができました。

営利目的ではない活動なので、情報番組や新聞等にも取り上げられ易かったとも思います。

情報発信をしてく上では、テレビ視聴率が下がっているとはいえ、SNSでは考えられない拡散率があり、ストーリー性があれば番組で採用されることもあり、そうなれば宣伝効果は計り知れないと思いました。

クラウドファンディングでどこかの企業がメインスポンサーになっていれば、本当にどれだけの広告になっていたのか見てみたかったというのが本音ではあります。
結果的に、前述しましたが、イギリスの大手ガーディアン紙やアメリカのBBCで世界デビューも果たせたことになります。(どこまで取り上げられたかはわかりませんが)

いかに伝えたい情報を「面白おかしくまじめに伝える」かというコンセプトから考えることで、人々を幸せにする可能性があり、良い結果につながる事もおおいにあるという事をお伝えしておきます。
via 田中宏和
Share Of Voice。
広告出稿量だけではなく、パブリシティによるメディア露出をはかることも重要です。
さらにそれが、ユーザーやカスタマーの間で自然と語られる。
仕掛け側が語るのではなく、受け手側が語り広げるような文脈やストーリーを
創ることができるか。
そして、それをちゃんと連動させて販促に繋ぐことができるというのも、プロモーションコンサルティング会社の役目だと思います。
PR+販促のパック、そこにはAIではなく、人のアイデア力や考える力が必要になります。

『アイデアの力で新しいスタンダードを創る』というビジョンを持つ、田中宏和(凡美社在中)の話でした。 

了。

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