2018年1月31日 更新

昼間に上がった花火の秘密、店頭販促デザイナーが珍しい技術を語る

店頭POPや店頭什器のデザイナーには遊び心が必要です。スマホカメラのフラッシュに反応する珍しい技術「リフレクト印刷」の紹介と、それを店頭POPや店頭什器に活かした場合の可能性について、店頭販促デザイナーKが語ります。

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店頭POPと店頭什器のデザイナーKの花火大会

デザイナーのK です。

今回は渋谷の地下で行われた花火大会を紹介します。
ん? 地下? 事故!? と思われるかもしれませんが大丈夫です。

なぜなら開かれた花火大会は、 
『スマホ花火大会』だから! です。
そちらの光景がこれです。
 (2270)

花火が上がっていない!まあ、そうなんですけどね。
この黒いパネルをスマホでフラッシュ撮影するとこうなる仕掛けです!
 (2271)

お~!すごい色鮮やか! 花火だ、花火!
◆ フラッシュなし

◆ フラッシュなし

◆ フラッシュあり

◆ フラッシュあり

 調べてみるとこちらはフラッシュの光に反応して目に見えていないビジュアルをカメラに
表示させる印刷技術「Rainbow Film」が使われているようです。
近年、ツイッターやインスタグラムに写真をアップすることが流行っている中、こういう一風変わった
写真が撮れるのは販促イベントや販促キャンペーンで利用できそうですね!

リフレクト印刷を用いた店頭POPや店頭什器の可能性とは?

 協力会社のT さんに「Rainbow Film」の話をしたところ、「似たようなことならできますよ!」とのこと。
そして教えてくれたのが「リフレクト印刷」というものです。(注:リフレクト=反射)
このリフレクト印刷は大きくわけて2 種類あるみたいです。
< 白リフレクト >
フルカラーに見えるポスターをフラッシュ撮影すると隠された絵柄・文字が発光します。
発光の色は選択することはできません。
写真をフルカラーで発光することはできませんのでイラストや文字などに向いています。
< 黒リフレクト >
真っ黒に見えるポスターをフラッシュ撮影すると隠された絵柄・文字が見えます。
白タイプと違い写真を見ることができます。フラッシュ撮影前は真っ黒なため絵柄は見えません。
*先ほどの花火の画像は、そのパターンですね!
ちなみに「Rainbow Film」とは仕組みそのものが違うそうです。
販売促進の仕事において、この「Rainbow Film」や「リフレクト印刷」をどういう風に使いましょう?

店頭でただPOP として使えば「新しいね」「面白いね」で終わってしまいそうです。インスタグラム等での拡散を目的としたツールであるならばこれも良いのかなと思いますが、この場合、見慣れてしまうと拡散される頻度や効果が薄れてしまいます。
つまり世の中に出回らないうちに製作したほうが効果的ということになります。
あとは「フラッシュ撮影すると写る」ということと浮かびあがる物のリンクがあったほうが面白いかなと思います。
例えば、

・フラッシュ撮影して「新発売」という文字が浮かびあがるPOP
よりも、
・妖怪がらみの観光スポットの顔はめパネルで使う。(お化け屋敷とかも)
→肉眼では見えないが写真には妖怪が写り込む。

のほうが面白そうといった具合です。
◆ フラッシュ前 参考イメージ

◆ フラッシュ前 参考イメージ

via istock
◆ フラッシュあり 参考イメージ

◆ フラッシュあり 参考イメージ

via istock
 結局、生かすも殺すもアイデア次第といったところでしょうか。というわけで面白い使い方は
みんなで考えてみてください。
 今回紹介した「Rainbow Film」も「リフレクト印刷」全く知らないものでした。新しい技術が次々に
開発されていくのを実感させられます。今後も面白そうなものを見つけたらご紹介しようかなと思います。
フラッシュの反射で見える仕組みなのか花火が光って鮮やかに見えます。

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