2024年2月14日 更新

アーバンX スポーツイベント「Down Town BMX」が初開催

スポーツイベント、特にXスポーツイベントは高揚します。コアユーザーのみならず、そこに居合わせた人にら強烈に刺さる‟なにか”を生み出せるかもしれません、そんなイベントプロモーションの話です。

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アーバンXスポーツイベント「Down Town BMX」が初開催

2023年8月の話ですが、大阪梅田の『グランフロント大阪』で、国内
初開催となるアーバンXスポーツイベント「DownTownBMX」を観戦してきました。

近年、オリンピック競技にも採用され、10~20代の若い世代を中心に盛り上がりを
見せるBMX。
基本的にレースとフリースタイルに競技が分かれていますが、今回のイベント
は「レースの中にフリースタイルの見せる要素を融合させた都市型エンターテインメント
イベント」という、今までに無かったコンセプトを掲げていました。
会場となったグランフロント大阪の『うめきた広場』の普段の様子

会場となったグランフロント大阪の『うめきた広場』の普段の様子

メインスポンサーはTOYO TIRES

イベントのメインスポンサーはTOYO TIRESです。
国内展開はもちろん、海外(特に北米)
で強いイメージのあるタイヤメーカーさんです。
会場のいたるところにバナーがあり、スタッフさんも全員がロゴ入りのTシャツをきて運営
されてて、ブランド訴求効果は高い印象でした。
イベントは無料で観戦することができ、収益よりもブランドのイメージアップと、BMXの
認知度アップに主眼が置かれていると感じました。
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メインイベントは夜スタートでしたが、日中はこのコースの一部を使ってBMXやランバイク
の体験イベントを行っていて、若い世代の子連れ層で賑わっていたようです。

盛り上がるレース展開

男子、女子の順でトーナメントが進みます。1対1で左右のコースを入れ替えて各1本づつ走行。
どちらかが2勝すれば次に進出。1勝1敗の場合、最終ジャンプの高さで勝敗が決まります。
ここが単にレースだけではなく、『フリースタイルの見せる要素』を取り入れたエンタメ競技というところになります。
白熱するスタートの競り合い

白熱するスタートの競り合い

今回の優勝賞金が、男子¥1,000,000 女子¥500,000の勝者総取りだったので、選手も
かなりガチです。
最終のジャンプ台には高さを図るゲージが・・・

最終のジャンプ台には高さを図るゲージが・・・

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ヒートアップして転倒も

ヒートアップして転倒も

雨が降ることもなく、順調にレースが進んでいきます。
大方の予想通り、フリースタイル勢は不利な状況ですが、勝ち負け関係なく観客を沸かせる
ハイエアーを連発して見せ場を作っていました。
(レース用のバイクとフリースタイルのバイクは根本的に作りが違い、スピードを出すことに
特化したレース用バイクが圧倒的に有利)
気がつくと、コースの周囲と比較的上から見渡せる階段部分に観客が集まり、半分くらいは
最初からイベント目当ての観客。もう半分はたまたま通りがかって興味を持った観客といった
印象でした。たまたま通りがかった海外のツーリストも多数観戦していました。
イベントを開催する都市や場所にもよっては、こういった海外からのツーリストによる情報の
発信なども期待できるのかもしれません。
多数の海外からの観戦者も

多数の海外からの観戦者も

決勝ラウンド

そして、いよいよ決勝ラウンド。
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スモークの演出が効いている

スモークの演出が効いている

まずは女子。 野村凪沙選手VS浅見渚選手の2人。1本目は1ターンで浅見選手が抜けだし
危なげなく勝利。2本目は1ターンで接触すれすれのせめぎあいの末、浅見選手が勝って2勝。
初代女王と¥500、000は浅見渚選手が獲得。
そして男子。増田優一選手vs吉村樹希敢選手の2人。1本目は1ターン、2ターンで双方接触
転倒。2ターンからのリスタートでタイヤ一個分前に出た吉村樹希敢選手が勝利。
1本目スタート

1本目スタート

タイヤ1個分で吉村選手の逃げ切り

タイヤ1個分で吉村選手の逃げ切り

2本目は最初のジャンプ台で吉村選手が前のめりに転倒し途中棄権。そのまま走った増田
選手はラストジャンプで特大エアーを飛んでフィニッシュ。1勝1敗となったが、規定により
ラストジャンプの高さで増田選手の勝利がジャッジされ、初代王者と¥1,000,000は
増田優一選手が獲得という結果に終わりました。
増田選手のハイエアー

増田選手のハイエアー

まとめ

今回のイベントは、ターゲットが若年層だったと思うのですが、意外と自分も含め中年層であるおじさん達も多かった感がありました。
そういった意味では、Xスポーツイベントは割と広い年代層に受けるのかもしれません。
今後、Xスポーツのジャンルはますます盛り上がりを見せる(海外は特に)ことが予想されます
ので、集客イベントを検討する際は、ターゲットが若年層になる場合やファミリー層(子供が
男の子の世帯)の場合は、こういったXスポーツのエンターテインメント+体験型のイベント
を行うと、良いプロモーションになると実感しました。
(余談ですが、今回のイベントレベルでざっと¥3000万程の費用で開催できるそうです。)
了。

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デザイナーは日々感性を養います。色々と街に出かけてインスピレーションのためのインプットに努めます。 「魅せ方」を追求する「見せ方」の探訪です。

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bonbi GOSSIP 編集部 bonbi GOSSIP 編集部
   
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