2019年4月4日 更新

「令和」新元号プロモーション施策

新元号が発表されたタイミングで仕掛けた秀逸なプロモーションとは?

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「令和」新元号発表に合わせた秀逸なプロモーション

広告メインのプロモーションではなく、ニュース報道を仕掛けたい場合、仕掛けるタイミングが重要となる。

メルカリが行ったプロモーションは元号発表の直後に行われ、大きな話題となった。
4月1日14時、新元号が「令和」と発表されてからわずか2時間半後、国民の興奮冷めやらぬ頃に同社は、渋谷で「メルカリ新元号発表イベント」を実施した。

イベントで行われたことは2つ。まず1つ目は、「美しすぎる書道家」こと涼風花氏の書道パフォーマンスだ。力強く「令和」の文字を書くそのパフォーマンスは、通行人の目をくぎ付けにした。

もう1つは、事前に涼氏が書いていた「令和」の文字をプリントしたTシャツの無料配布だ。この「令和Tシャツ」は元号の発表後、急ピッチで大勢のスタッフによって制作され、合計500人に渡された。

パフォーマンスに足を止めた人たちがTシャツを受け取るための列に並び、またそれを見た人が後列に続く。時間が経つごとに人が集まってきて、会場には長い行列ができていた。

メルカリ、新元号Tシャツを配布

時事通信社撮影
それと時期を同じくして、新聞の号外がメルカリで出品されているというニュースも。
この令和の号外がメルカリで出品されて、その後報道につながるということまで予測して、仕掛けたとすれば相当な仕掛けではないだろうか。
新しい渋谷の名所となるであろう渋谷スクエア前をPRイベントの現場に選んだことも小さな工夫の一つだが、報道陣を集める手助けにつながったと推測できる。

アプリにおけるリアルと連動したプロモーション施策の重要性

CtoC(コンシューマートゥーコンシューマー)のサービスは、話題性づくりが不可欠だ。メルカリはネットだけではなくリアルのフリマの場を仕掛けることで取材記事を増やしたりする施策で伸びてきた。
ネット広告投下メインの施策では、どうしても高コスト体質になってしまう。ネット広告におけるCPA(=1ユーザーあたりの獲得コスト)は、テレビなど他媒体での広告露出や記事やニュース番組での露出が増えれば増えるほど低く抑えることができる。
ネット広告での獲得効率を上げるにあたり、メルカリのような話題作りは大いに参考になるのではないだろうか。

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