2017年10月12日 更新

ペットの気持ち ~シリーズ第1回~

ここでは、色んな角度から「ペットへの気持ち」にアプローチをして、ペットとの共有時間を紹介していきます。

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人それぞれペットに対する気持ちや、過ごし方、共有した時間は様々です。
なぜペットを飼うのか、一緒にいようと思うのか、私たちボンビグループが
提供するサービスは人だけではなく、人とペット、両方の気持ちに寄り添っていないと
いけないと考えています。

ペットの気持ちが分かるのか?正直に正確に分かるかというと分かると言い切れません。なぜなら会話ができないからです。しかし、ペットへの愛情は必ずペットに伝わり、同じ質と量の愛情、いや、それ以上の愛情を持って私たち飼い主のことを想っていてくれるかもしれません。

ここでは、色んな角度から色んな方の「気持ち」にアプローチをして、ペットとの共有
時間を紹介していきながら飼い主としての想いとペットの気持ちを探っていきたいと思います。

~シリーズ第1回~ ペットロスという感覚

編集のOです。僕は犬大好きです。今も犬とすれ違うたびに心の中で「God bless you!」と呟いています。
ただ、僕はもう犬を飼えません・・・。 
単純に昔飼っていた犬との死別が悲し過ぎて、もうあのような思い、想いはしたくないからです。
飼っていた犬に対してもオンリーワンという気持ちがあり申し訳ないとも思うからです。
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2004年、お散歩犬として活躍していたロングコートチワワのペコは
妻と出会いました。もう5歳。すでにグリグリという名の子供を出産し
ていました。血統書付きでスタイル抜群だったが、
左の歯がなくて、ベロが常に出ているのでペコと名付けられていました。
ペコはお散歩犬のくせにお散歩するのが大嫌いでした。いつも
抱っこされて、人間のみ歩くというお嬢様スタイル散歩犬でした。
最初、妻が選んでいる時に尻尾振って前に来たそうです。それが
運命の出会い。妻が、お散歩犬として何回も指名しているうちに
離れられなくなりお店に頼んで、買い取りました。
お散歩犬として店のスタッフさんや、一緒にお散歩した方々
などたくさんの人に「ペコ、ベンベロ」と可愛がられていたペコ。
色んな方に色んな言葉を頂きながらお勤めを終えて我が家にきました。
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一緒に過ごすようになってからは、ゲージに入るのが大嫌いで、寝る時は一緒にベッドで寝てました。
用を足す時は起きてベッドからおろし、用を足し、一通りのルーティン作業が終わるまで待って、
また抱っこしてベッドの中で一緒に寝ていました。ペコはメスだったので男性の僕にもべったりでした。
僕の腕枕が大好きだったみたいです。仕事など外出から帰ってくると、尻尾を振ってクルクル
回ってはちきれんばかりの喜びをぶつけてきました。
そして、食いしん坊。食い意地は天下一品でよくおねだりしましたが
長く一緒にいたいからそこは完全シャットアウト。
ごめんね、一緒に食べたいね、と切ない限りで。
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心臓がもとから悪く月一回は薬をもらい、3カ月に1回は診察に。
そういえば、家に来た当初から抱っこして、「長く一緒にいようね」
と語りかけて、ペコが亡くなった時を思い出して悲しくなったりとか、
我が家にきた時からずっと亡くなった時を想像していました。
とにかく娘みたいに可愛がっていました。
当時20代後半でがむしゃらに寝る間もなく働いていた自分と、
夜が遅い自分を待っている妻には天使のような存在でした。
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2007年、我が家に第一子が生まれた時はペコは8歳に
なろうかという時期。人間でいうと60歳前後。
自分達としては子供ができたからといって寂しい思いは
させまいと接してきたつもりだが寂しさはあったかもしれません。
ただ、「私は長女よ」という感じでよく息子に寄り添っていました。
一緒に寝ている姿はキュンキュンでした。
躍動感は以前より衰えましたが、食いしん坊なのでご飯の
時だけは、躍動感溢れていました・・・。
2010年、第二子の娘が生まれた時はペコは11歳。
おばあちゃんのペコは僕が家にいる時は僕の腕の中でじっと
していることが多く、ただ、ご飯の時は相変わらずの
食いしん坊ぶりと躍動感を出していました。
歳をとると、白内障で目が白くなっていくんです。片目は真っ白で見えなくなっている状態でした。
まだまだあと何年かは一緒にいようと最大限の愛情を注ぎながら接していたつもりです。
チワワはメキシコ産のため特に寒い冬は気を遣いました・・・。
そして、2012年のクリスマス12月25日、突如体調を崩したペコは荒い息が続き仕事から帰った僕は、ずっと横でよりそいながら寝ずに看ててあげました。相当に衰弱してハァハァ苦しんでいるペコを見かねて、夜中2時30分頃、これはモタないと思い、近所の獣医さんに電話をして何とか緊急で診てもらいました。
心臓に水がたまっているとのことで、一応の治療をして、今後に対しての説明を聞きました。
これから闘病生活がはじまるな~と覚悟を決めていたら、「ひょっとしたら・・・」と獣医さん、振り絞りながら「朝までもたないかも」と切り出しました。今思うと獣医さんは言い出しにくい中、伝えてくれたんだと思います。いい先生だと思いました。
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ただ、「わからない」という結論で家に帰って様子をみることになり、家に帰り、一旦様子をみることにしました。僕は寝てなかったし仕事もあるため嫁に任せて一旦寝ようとしましたが、ペコが動かなくなった後ろ足を引きずりながら僕のところまでくるのです・・・。おそらく死を悟り、最後の力を振り絞ったんでしょう。号泣して抱き締め「ごめんごめん」と。そこから前足踏ん張りながら起きていた息子のところに行こうとして、そして、僕の腕の中で荒い息遣いが、コト切れました・・・。

「あ~、楽になったんだな」

と思うと同時にペコは亡くなったとはっきりと
分かりました・・・。きつかったです・・・。
しんどさを伝えられない、感謝も話すことができない、
さよならを言うことができない。人間ならそう考える
が、一生懸命行動で家族みんなに必死で何か(おそらくありがとう)を伝えようとした姿が今も忘れられません。
そして、夜通し苦しんでた姿が今も脳裏に焼き付いています。あの時の訴えるような顔に何もしてやれない自分の無力さを今も思い返します。

12月28日、ペット霊園の焼き場に行きましたが、
前日、妻と一緒に動かないペコを抱き締めながら寝ました。死後硬直が解けて柔らかいペコでした。
ずっと一緒にいたペコとの最後の夜でした。
最後の最後までペコに顔を埋めて焼かれていくのを見送りました。遺骨で出てきた時は分かっていながらも我が子を亡くした気持ちでいっぱいでした・・・。
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あれから、丸4年が経ち、今もペコのお骨を手放さずに家に置いています。妻がよく花を生けています。
犬の可愛さ優しさや想いをなんとなく分かるからこそ犬が大好きでよく接します。
全ての犬に対して「God bless you!」です。
だけど自分では飼う気にはなれないのです。もちろん、色んなことを考えはじめると、殺処分ゼロにするためにだとか色々と犬が好きな人の使命があるかもしれません。しかしながら、あの気持ちは・・・二度と味わいたくないという思いが勝ちます。

ただ、ペコと一緒に過ごした時間は間違いなく幸せでした。
ペコと出会えたこと、傍にいてくれたこと、
長女として息子、娘の出産を経て色々と接してくれたこと、
食い辛抱万歳だったこと、常に腕枕して
いたこと、最後に苦しんだこと、
最後の最後に振り絞った行動をみせてくれたこと。
悲しさや寂しさはありますが、それよりも大きな喜びや大切なことを得ることができました。
子供達にも伝わっていると思います。
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ペットは家族の一員です。
飼うという感覚も少し違和感がありますが、
ペットを飼うということは、
何かしら絆を得たり喜びを得たりできるものです。
自分が癒されるからではなく、
命を守るために愛情を注ぐことで、一生懸命世話をすることで、
心の豊かさを感じることができると思います。
これで終わりではなく、そのまま日々は淡々と流れていきます。
咀嚼することは変容します。
今はこう思います。今はまだ無理ですが、将来、犬を飼おうと思えるようになったら、死別の悲しみを
乗り越えることができるようになれば、ペコは喜んでくれる、そんなふうに思っています。

ペットは飼い主を選べません。ペットの幸せは飼い主次第でもあります。飼ったペットを本当に愛して
くれる飼い主に出会えることがペットの幸せです。
ペットロスを経験して新たなペットを飼う人、もう飼わない・飼えない人、色んな方がいらっしゃって
色んな想いがあると思います。悲しみに耐えられない経験をした方はペットを愛して接する人だと
思います。そんな方こそがペットを幸せにできるのです。ペットを愛した経験のある人は、死別する悲しみはもちろんありますが、ペットを飼うという機会を創り、ペットの幸せを少しでも創ることが、去っていったペットとの大切な繋がりになるのかもしれませんね。

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bonbi GOSSIP 編集部 bonbi GOSSIP 編集部