ブランド家電にもサブスクリプションの波が
やぁルンバ、家に来ない? 月額1,200円からロボット掃除機のサブスクリプションがスタート | ギズモード・ジャパン

我が家にお掃除ロボを雇えます。お掃除ロボット「ルンバ」シリーズでお馴染みのアイロボットジャパンが発表したのは、ロボット掃除機を月額支払により導入できるサブスクリプションプランでした。その名は、「Robot Smart Plan(ロボスマ)」。家電などのレンタル事業を展開する「レンティオ株式会社」との協業で提供されるプランで、ロボット掃除機の代名詞である「ルンバ」シリーズを月額1,200円から、自宅に導入できる。というものです。
サブスクリプションとは?
サブスクリプションとは - コトバンク

大辞林 第三版 - サブスクリプションの用語解説 - 製品やサービスなどの一定期間の利用に対して、代金を支払う方式。
古くはガラケーの着メロサイト、現在では日経新聞のデジタル版やNewsPicksなどメディアの定期購読もサブスクリプションサービスに含まれると言えます。
Amazon Primeなどのショッピングサービス、shopifyなどの音楽配信サービス、Netflixなどの動画配信サービスも同様です。
また、デジタルではなく、リアルなもののサブスクリプションサービスとしてあるのは以下のようなサービスです。
ファッション(洋服)レンタルならメチャカリ|人気ブランドが新品で借り放題

メチャカリ(MECHAKARI)は、アースミュージックアンドエコロジーなど、人気ブランドの新品の洋服が定額で借り放題のファッションレンタルアプリです。クリーニング不要で返却OK、気に入った服は60日後にそのままプレゼント。
ここ最近、洋服やコスメなどリアルなもののサブスクリプションサービスも増加しています。
これまで紹介していたサブスクリプションサービスは、多くの商品(デジタル含む)を品ぞろえとして用意し、サブスクリプションサービス自体のブランディングやプロモーションを行い、集客しているケースがほとんどでした。
今回の「ルンバ」のサブスクリプションサービスが他のサービスと異なる点は、「ブランド認知の高い高額商品」を全面的に押し出していること、つまり、あくまで商品ベースのサブスクリプションサービスであることと言えます。
今回の「ルンバ」のサブスクリプションサービスが他のサービスと異なる点は、「ブランド認知の高い高額商品」を全面的に押し出していること、つまり、あくまで商品ベースのサブスクリプションサービスであることと言えます。
ブランド商品ベースのサブスクリプションサービス実施のメリット
高額ブランド家電は、消費者心理としては使ってはみたいけど、価格的においそれとは手が出しにくいという状況がありました。
また、ロボット家電というと、実際は使ってみないと、「部屋の角で止まったりしないか?」「家の隅々まできれいになるのか?」などわからないことも多く、二の足を踏んでいた消費者も多かったと推測されます。
また、ロボット家電というと、実際は使ってみないと、「部屋の角で止まったりしないか?」「家の隅々まできれいになるのか?」などわからないことも多く、二の足を踏んでいた消費者も多かったと推測されます。
今回のサービスは、そんな消費者心理を踏まえて、利用の敷居を下げることに成功するのではないかとみています。
月々1200円という数字も試しやすい価格設定ではないでしょうか。
マーケティング的観点で考えると、「価格が高い」「ロボット家電の使用メリットがわからない」という消費者課題に対して、今回のサブスクリプションサービスを提供することで、気に入ってくれたお客様はその後実機の購入につながるケースもあるでしょうし、「やっぱりいらない」と考えたお客様からもその間の利用料はもらえるので、どちらのお客様にもビジネスが成立するので、収益の最大化につながります。
また気に入って実機購入につながっていくお客様に対してはこのサービスは販促支援的な意味合いを持つとも言え、1施策で3度おいしい(商品を気に入ったお客様からのサブスク収益、そうでもないお客様からのサブスク収益、実機販売拡大)マーケティング戦術と言えるのではないでしょうか。
月々1200円という数字も試しやすい価格設定ではないでしょうか。
マーケティング的観点で考えると、「価格が高い」「ロボット家電の使用メリットがわからない」という消費者課題に対して、今回のサブスクリプションサービスを提供することで、気に入ってくれたお客様はその後実機の購入につながるケースもあるでしょうし、「やっぱりいらない」と考えたお客様からもその間の利用料はもらえるので、どちらのお客様にもビジネスが成立するので、収益の最大化につながります。
また気に入って実機購入につながっていくお客様に対してはこのサービスは販促支援的な意味合いを持つとも言え、1施策で3度おいしい(商品を気に入ったお客様からのサブスク収益、そうでもないお客様からのサブスク収益、実機販売拡大)マーケティング戦術と言えるのではないでしょうか。