2017年7月28日 更新

上西議員の炎上手法は正しい?!Twitterの使い方

炎上商法と呼ばれる手法で、ニュースで取り上げられている上西小百合議員や松居一代さん。フォロワー数を伸ばすためには、興味を持たれ、リツイートしてもらえるように仕掛けるのは重要ですが…

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Twitterとは?!

Free photo: Twitter, Tweet, Smartphone - Free Image on Pixabay - 566341 (1033)

 140文字以内で、気軽に、手早く投稿できるところがウケて、今や日本国内での月間アクティブユーザー数は4,000万人(2017年6月)と、Facebookの2,700万人(同6月)を軽々と超えてしまっているTwitter。

 本国米国では、Twitter社はマネタイズに苦労しているため、売却の動きがニュースになるなど、騒がしいですが、サービスの伸びは堅調そのもの。

 2008年の3月からサービスが開始された日本ですが、丸9年が経ち、ネット好きだけでなく、一般層にも幅広く広まっています。

最近、有名人に多い炎上商法とは?!

上西小百合議員のケース

 7月に行われたボルシア・ドルトムント対浦和レッズ戦に関する、戦評をきっかけに浦和ファンとの間で一悶着がありました。
 自らの影響力を知りながら、敢えて、キツイ言葉を使い、相手の興味を引き、リツイートを促した結果、6,700件超(2017年7月)のリツイートがついています。その後、マスコミを通じてツイートの意図をテレビで話したり、また浦和レッズに面会希望のメールを送る(結果、断られていますが…)など、上西劇場と言っても過言ではない盛り上がりを見せました。

松居一代さんのケース

 船越英一郎さんとの関係性を余すところなく暴露し、週刊誌にネタを売る⇒Twitterやアメブロなどで事前告知する⇒テレビで取り上げられる、というスパイラルを繰り返し行なっています。
 参謀がついているとの報道もありましたが、有名人であることを最大限利用し、マスメディアとソーシャルメディアを組み合わせた自分ネタプロモーションとも言えます。

効果を最大化できるのは有名人だけなのか?

そういうわけでもありません。一般人でも、有名人のリツイート数を超えたツイートは複数あります。
ロマンティックな言葉の定義
共感をあおるいい話
お役立ちIT情報
絵的に面白い
 などなど、いくつかの傾向はありますが、一般人のヒットツイートでも有名人のツイートを超えているものはたくさんあります。

自分エピソード、持論、面白い写真、お役立ち情報など、形はさまざまですが、ポイントは如何に「共感」を得るか、というところです。

 一般人の場合、有名人のように自分の言いたいこと、伝えたいこと、ネガティブコメントを単刀直入に拡散させる、ということは比較的難しく、万人(ある程度の数の人達)が共感してくれる、ツイート作りが重要となりそうです。

Twitterは店頭プロモーションに役立つ?

 飲食店の社長が仕掛け、丁寧にホスピタリティを演出することで、9,000人超のフォロワーを獲得している飲食店があります。
はじめた当初は、タイムリーにお客様とのコミュニケーションを取ることでファンを増やしていたようです。
 手間と時間がかかりますが、フォロワー数を一定に持っていくまで、Twitterでの予約受付など、パーソナル対応をしつつ、徐々に来店キャンペーンなどのツイートを増やしていく、という運用ができると、Twitterもひとつの来店促進媒体として期待できるのかもしれませんね。
*当記事は、Twitterでのトレンドを踏まえ、Twitter活用のプロモーションを俯瞰して論じる記事であり、炎上商法を推奨する記事ではございません。

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