新規事業開発を進める松浦社長
【エイベックス松浦勝人】いずれダメになるんだったら、ぶっ壊して前に進んじゃえ

投資は事業じゃなくて、人に対してするもの。
先日、両親と食事をした。父親は昔からお酒が好きで、母親は美味しいものが好き。だから美味しいお酒と料理が楽しめる店を用意した。でも、父親はあまり飲まず、日本酒に水を入れて薄めて飲んでいる。母親も美味しいと言いながら少ししか食べない。
記事の中では、両親との食事を振り返りながら、いつまで全力で仕事ができるのか、あと15年くらいかとの思いに至る松浦社長。
後段には以下のようなくだりもある。
後段には以下のようなくだりもある。
CDだって売れなくなっているんだから、配信中心の発想に変えてみたら? 芸能プロダクションの発想ってアメリカと比べたら古くない? 海外って個人契約が多いじゃん! 値段がつくうちに売っちゃって、新しいものをどんどん作った方がよくない?
古くて劣化しているものは、どんどんぶっ壊して先に進む。
他の記事でも言及しているが、今の事業形態を時代に合わせて急変化させなければとの思いがあるようだ。
エイベックス新体制で松浦CEOが目指す新領域とは——メタップスと新会社も設立 | BUSINESS INSIDER JAPAN

エイベックスが新しい経営体制の人事を発表した。2004年から社長を務めてきた松浦勝人氏は、6月22日付けで代表取締役会長CEOに就任する。現グループ執行役員の黒岩克巳氏が代表取締役社長COO(最高執行責任者)に、林真司COOがCFO(最高財務責任者)に就任し、3人が代表権を持つ新体制となる。
記事の中では
・自身は代表取締役会長CEOに、他2名の代表者を起用するトロイカ体制の構築。
・「脱レコード会社」目指した事業を積極展開
・『おそ松さん』など映像でもヒットコンテンツ
・エンタメ×テックに特化したVCも設立
といったテーマに触れている。
・自身は代表取締役会長CEOに、他2名の代表者を起用するトロイカ体制の構築。
・「脱レコード会社」目指した事業を積極展開
・『おそ松さん』など映像でもヒットコンテンツ
・エンタメ×テックに特化したVCも設立
といったテーマに触れている。
エイベックスの決算書を見るとよくわかるが、消費者がCDを使わなくなってきたころから、右肩下がりで営業利益率は低下している。
VR/AR/MR、バーチャルYouTuber、インフルエンサーのマッチングサービス、ブロックチェーンなど、得意としてこなかったはずのIT領域にも積極的に歩を進めているのはそのせいもあるだろう。
そういう意味では、今回始めるPRサービス「エイベックス・プロモーション・デザイン」も、新規事業開拓への取り組みの延長線上にあると言えるだろう。
ましてやITサービスと異なり、PRサービスは、親しみやすい業種とはいえるだろう。
なぜなら、創業期より、アーティストやタレントのプロデュースを行う際に、多くのPR会社とプロジェクトを進めてきたはずであるし、逆にPR会社や広告代理店からの依頼で、多くのアーティストを記者会見やPRイベントに登場させたり、CMに出演させたりなどを行っているからだ。
長く協業していくうちに、PR会社や広告代理店の業務プロセスや仕事の勘所を、アーティストやタレントのプロデュースを行う部門の社員は分かっていると思われるし、過去にかなりの数のクライアントからもPRや商品プロモーション含めてやってもらえませんか?という依頼や打診があったのは容易に想像できる。
VR/AR/MR、バーチャルYouTuber、インフルエンサーのマッチングサービス、ブロックチェーンなど、得意としてこなかったはずのIT領域にも積極的に歩を進めているのはそのせいもあるだろう。
そういう意味では、今回始めるPRサービス「エイベックス・プロモーション・デザイン」も、新規事業開拓への取り組みの延長線上にあると言えるだろう。
ましてやITサービスと異なり、PRサービスは、親しみやすい業種とはいえるだろう。
なぜなら、創業期より、アーティストやタレントのプロデュースを行う際に、多くのPR会社とプロジェクトを進めてきたはずであるし、逆にPR会社や広告代理店からの依頼で、多くのアーティストを記者会見やPRイベントに登場させたり、CMに出演させたりなどを行っているからだ。
長く協業していくうちに、PR会社や広告代理店の業務プロセスや仕事の勘所を、アーティストやタレントのプロデュースを行う部門の社員は分かっていると思われるし、過去にかなりの数のクライアントからもPRや商品プロモーション含めてやってもらえませんか?という依頼や打診があったのは容易に想像できる。
「エイベックス・プロモーション・デザイン」の特徴
エイベックスがPRサービス「エイベックス・プロモーション・デザイン」をスタート | BAKERY

エイベックス・エンタテインメント株式会社は、エンタテインメント業界での数多くのクリエイティヴ・ノウハウを活かし、業種を問わない様々なクライアント企業等からのニーズに対応するマーケティング・コミュニケーション・サービス「エイベックス・プロモーション・デザイン」の提供をスタートすることを発表した。
「エイベックス・プロモーション・デザイン」での業務内容は以下のようなものだ。
・PRプランニングの提案
・キャスティング:ネットワークを活かしインフルエンサーを含めた様々なキャスティング、イベント出演や広告使用などの企画から交渉・手配までを一貫して対応
・プロモーション:メディアごとのPR施策検討、弊社独自ニュース配信システムを使ったWEB媒体へのアプローチ
・PRイベント:タレントや演出をフックにTVを中心としたメディアへの包括的な露出、メディア対応等
・クリエイティヴ:楽曲制作、映像制作、イベント制作
通常のPR会社と異なる強みはなんだろうか。
○自社タレントやアーティストをPRイベントや記者会見にアサインできるキャスティング力。
○楽曲制作、映像制作、イベント制作などのクリエイティブ力。
2つとも、他のPR会社よりもエイベックスがスキルや経験、実績で上回っているものと言えるのではないか。
「エイベックス・プロモーション・デザイン」のこれからに期待してみていきたい。
○自社タレントやアーティストをPRイベントや記者会見にアサインできるキャスティング力。
○楽曲制作、映像制作、イベント制作などのクリエイティブ力。
2つとも、他のPR会社よりもエイベックスがスキルや経験、実績で上回っているものと言えるのではないか。
「エイベックス・プロモーション・デザイン」のこれからに期待してみていきたい。