2018年2月21日 更新

冬の雪山に登って知ったこと

登山は危険が伴います。滑落もあれば遭難もあります。季節によっては雷雨に見舞われたり、凍死の可能性もあります。危険動物との遭遇もあります。登山経験が豊富な親父が今回の雪山登山で知ったこととは?!

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雪山経験が豊富な人も凍えた2018年冬の高見山

こんにちは。
具現化野郎Bチーム親父トリオで山登り親父のSです。
2018年1月27日、冬を楽しもうと思い、最強寒波に喧嘩を売るべく、奈良県~三重県の県境にある高見山(1248.4m)に登山に出かけました。高見山付近を中央構造線が通っているそうです。
この山は『たかみさん』とも『たかみやま』とも呼ばれます。
『たかみやま』と聞くと、昔いた関取の高見山大五郎を思い出しますね。
ちなみにこの名前は、この山に由来するものではなく偶然の一致だそうです。
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今回は、私が所属している得意先様の山登りクラブのMさんと一緒に行きました。
Mさんは、冬の近隣の雪山と夏・秋の国内アルプスへの登山を何時もご一緒する方です。

奈良県橿原市のMさんの自宅に7時30分に私のハイエースで迎えに行き、登山口の東吉野村『たかすみ温泉』に向かいました。
国道166号線を車で東に走行しますが、『大宇陀』を過ぎた辺りから道路脇に雪が積もり、『菟田野』辺りからは本格的な雪道となりました。
昨年の晩秋に一番グリップの良いスタッドレスタイヤに履きかえていますがFR2駆の車のため、ほぼ限界に近い運転状況で『たかすみ温泉』駐車場にたどり着きました。
隣に駐車している方の車は4駆で
「よう2駆でここまで来たなぁ」と驚いていました。
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左図が今回の登山ルートとなります。
9時に到着し、9時20分頃から登りはじめました。
登山口

登山口

これが登山口となります。
ここで既に例年の3倍ほどの雪が積もっています。

冬の高見山は初心者には危険が伴うとも言われています。
私は登山経験豊富ですが、積雪量を目の当たりにし、少しドキドキしながら登山開始です!
高見杉

高見杉

40分くらい歩くと樹齢700年の高見杉に着きます。
なかなかの巨木です。
この杉と鳥居の横には避難小屋があります。
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高見杉から10分ほど歩くと景色が一変して樹氷が現れます。
今年は特に雪深いです。
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さらに20分歩くと別ルートとの分岐に出ます。
頂上に行く道と、別の登山口(正福寺近辺)に出る道の分かれ道です。
ここから先は、風を避けることが全くできない稜線(山の尾根)です。

あまりの風の強さと寒さに鼻水が飛び散っているのに気づいていない人もいました・・・。
国見岩

国見岩

さらに10分ほど歩くと国見岩、揺岩、笛吹岩の順で名所の岩が現れます。

国見岩は、かの初代天皇である神武天皇が東征中に熊野ルートで大和に入る途中にこの岩の上に乗り四方を見渡したと言われる岩で、神話にも出てきます。
揺岩

揺岩

笛吹岩

笛吹岩

「エビの尻尾」という雪の造形

実は、ここからが今回の本題となります。
最近、LINEが普及し、さらにinstagramも普及したため、「直ぐに写真を送って」という依頼や、能動的なアップが増えました。親父である私もipadを持参して写真を撮るわけですが、手袋をしたままだと液晶のシャッターが落ちない事を今回はじめて気づきました(笑)。
従来は雪山の写真はカメラで撮っていたため知らなかったのです。
写真を撮る都度手袋を外したという点、雪道で脚が滑るようになったためアイゼンを着けたのですが、これも手袋では装着が困難なため素手で行ったという点、この2点の結果、軽い凍傷になり指先の感覚が無くなりました。
高見山は冬に霧氷や樹氷を見ることができる山として有名なのですが、
「エビの尻尾」と言われる雪の造形を見ることができました。
エビの尻尾

エビの尻尾

猛烈な風が吹きつける尾根筋に出来る雪の造形、「エビの尻尾」
エビの尻尾

エビの尻尾

この辺りは山頂に近いのですが、尾根筋は強風と猛吹雪です。

寒かったです・・・。

私は日本アルプス、北アルプス等の雪山も経験していて寒さには強いのですが、ここまで激寒(げきさむ)の山は経験が無く、体感温度はマイナス何度くらいになっているのか見当もつかない状態でした。

親に無理やり連れてこられたのでしょうか、小学生くらいの子供が「寒い~!もういやや~!」と泣き叫んでいました。

とある男女複数のグループですが、女性陣が先導する男性を睨みつけていました。「なんでこんな寒いとこ連れてきたんじゃ、ボケ!」とでも言いそうな感じでした。

慣れている自分でも過酷でしたので、慣れていない人には大変つらい状況だったと思います。
 (2401)

そんな厳しい稜線をさらに10分ほど歩いて11時40分頃に山頂にある『高角神社』に着きました。

『たかすみ温泉』の登り口からだと2時間半くらいの行程です。
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相棒と写真を撮り合った後、「こんな寒いところ、とっとと降りよう!」
と合意し、頂上にいた時間は5分だけで下山を開始しました。
下山途中、吹雪が止み一瞬だけ青空が見えました。

13時前には下山をして『たかすみ温泉』に入湯をして、指先を揉んでほぐしてようやく元の感覚に戻りましたが、霜焼けになりました。

今回の登山で知ったこと

タイトルには仰々しくありますが、今回の登山で知ったことは、

★液晶画面は手袋では反応しない
★ipadは出発前に十分充電をしてバッテリー100%だったが頂上付近でバッテリーがほぼ切れかけていた→モバイル機器は寒さに極端に弱い

という、皆さんがよく知っていることでした(笑)

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