株式会社凡美社と株式会社コシダカデジタルが事業提携

～DXとマーケティングサービスを活用した新たなプロモーション支援の展開～

株式会社凡美社（本社：大阪府羽曳野市、代表取締役社長：山本　裕、以下「凡美社」）は、株式会社コシダカホールディングス（以下、コシダカHD）のIT機能子会社である株式会社コシダカデジタル（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：腰髙　理志、以下「コシダカデジタル」）と、マーケティング部門での事業提携を締結いたしました。

　凡美社は、販売促進ツールや店頭什器の企画製造を主軸とし、総合プロモーション支援事業およびペット用品開発事業を展開しております。このたびの提携により、コシダカデジタルの持つDX推進力とデジタルエンターテインメント開発のノウハウに加え、2024年4月より開始したBtoBマーケティングサービス「ねこの手」をプラットフォームとして活用することで、クライアントの製品開発やパッケージデザイン、コミュニケーションデザイン力を強化し、より効果的なプロモーション施策の提供を目指します。

提携の具体的な内容

1. 革新的なマーケティングリサーチの実現

・コシダカHDが全国に展開する約660店舗、約1万8000部屋のカラオケルーム「まねきねこ」を活用し、対面での詳細な消費者調査を実施します。

・コシダカHDのスマートフォンアプリ（会員数約1600万人）を利用したオンラインアンケートでは、希望に応じて数万人規模の回答を集めることが可能です。

2. ターゲット市場に対する精密なプロモーション最適化

・「ねこの手」を通じて得られる詳細な消費者インサイトと、凡美社の販促ノウハウを組み合わせ、効果的なプロモーション戦略を立案します。

・デジタルとリアルの両面からデータを収集・分析し、クライアントのニーズに合わせたカスタマイズされたマーケティング施策を提供します。

3. 革新的なブランドストーリー展開

・商品の特徴や魅力を引き立てるストーリーを、調査結果に基づいて設計・制作します。

・カラオケまねきねこをメディアとして活用し、若年層を中心とした消費者に直接アプローチする新しい広告手法を開発します。

提携のメリットと市場へのインパクト

1.総合的なプロモーション力の向上

・凡美社のクリエイティブなプロモーション支援と、コシダカデジタルの先進的なデジタル技術・マーケティングサービスの融合により、従来にない効果的で魅力的なプロモーション施策を提供します。

・日本マーケティング・リサーチ協会によると、2022年度の国内市場調査業界の市場規模は2590億円。本提携により、この成長市場に革新的なアプローチで参入します。

2.マーケティングの精度と速度の向上

・「ねこの手」の豊富な顧客基盤（特に30代以下の若者）を活用し、従来の調査会社では難しかった若年層の詳細な消費者インサイトを迅速に収集します。

・リアルタイムデータ分析により、市場動向の変化に即座に対応できる柔軟なマーケティング戦略の立案が可能になります。

３.ブランド価値の向上

・新しいエンターテインメントコンテンツや参加型イベントを通じて、ブランドとの強い結びつきを築き、消費者のブランドロイヤリティを高めます。

4. 業務効率の向上

・DX推進により業務プロセスをデジタル化し、効率的な業務運営を実現することで、クライアントのコスト削減と生産性向上を支援します。

「この提携を通じて、私たちは単なるツール提供者ではなく、クライアントのビジネス成功を共に創り上げるパートナーとなることを目指しています。『ねこの手』の強みである若年層へのアクセスと、当社の販促ノウハウを組み合わせることで、クライアント企業の成長に大きく貢献できると確信しています。」
via 凡美社山本裕CEOコメント：

この協力により、クライアントの製品が市場でより一層輝くための総合的プロモーション支援を実現します。凡美社とコシダカデジタルは、今後もクライアントのニーズに応え続け、新しいエンターテインメントとデジタル技術を融合させた独自のプロモーション手法を提供してまいります。

了。