2019年3月22日 更新

pr timesで話題のプレスリリースランキング

pr timesで話題のプレスリリースランキングから、話題作りの方法を紐解いていきます。

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pr timesで今月話題のプレスリリースランキング

節目となる3月、学生にとっては卒業のシーズン、また企業においては決算期の企業も多いです。
その時期に話題のプレスリリースはどんなものがあるのでしょうか?
3月のプレスリリースランキング

3月のプレスリリースランキング

1位のプレスリリース

日本では年間34,854匹の猫が行政により殺処分されています。殺処分される猫の多くが生後間もない子猫です。どうぶつ基金では「産まれてスグに殺される」こんな悲劇をなくし、殺処分ゼロを実現するため、これまで全国で84,324匹の猫に無料で不妊手術を行ってきました。猫のボランティアさんたちは不妊手術の麻酔中、痛くない間に猫の耳先を、手術済みの目印としてさくらの花びらの様にカットした猫を「さくらねこ」と呼んでいます。一代限りとなった命を健気に生きる「さくらねこ」を、一人でも多くの方に知ってもらうため3月22日を「さくらニャンニャン」の語呂合わせで「さくらねこの日」と制定し日本記念日協会に登録しました。
このプレスリリースは3月18日10時10分の配信後、わずか数日で5,042シェアを獲得しています。(*3月22日現在)このシェアの伸びはかなりの数値であり、人々の共感を大いに呼んだと言えるでしょう。

猫や犬の殺処分に関しては、社会的に大きな問題となっています。引き取る機関(民間含む)などの収容数には限界があります。また、保健所などでは一定期間経過後に殺処分になってしまうこともあります。

民間の有志でやっている保護機関などもテレビなどで話題になるケースもありますが、無償でやっているので頭数預かりすぎてケアができなくなったり、不妊手術をされていないため、いつの間にか数が増えてしまうこともあります。十分な餌付けがされていない、もしくは野良化してしまうなどの問題もあります。

このリリースでは、殺処分につながらないためにも、不妊手術を無償で行っている機関でもある「どうぶつ基金」が不妊手術を終えた猫の耳先を、目印としてさくらの花びらの様にカットした「さくらねこ」のことを全国に広げるために3月22日を「さくらねこの日」に制定したという主旨のプレスリリースとなっています。
記念日制定のリリースは、話題性や社会性があるPR案件の場合、非常に効果的です。特にこのように「殺処分」など社会へ問題定義がある場合、メディアはもちろん一般消費者の共感を得ることにつながります。

2位のプレスリリース

あなたの「夢」がみんなの財産になるSNS「FiNANCiE」( https://financie.jp/ )を提供する、株式会社フィナンシェ(本社 東京都渋谷区、代表取締役 田中隆一)は、 B Dash Ventures株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 渡邉 洋行)が運営するファンドを始めとした、総額3億円の資金調達を実施いたします。また今回のラウンドで、KSK Angel Fund を運営する本田圭佑氏が投資家兼アドバイザーに、またイーサリアム・ファウンデーションの宮口あや氏がアドバイザーに就任いたしました。今後は本サービスの正式ローンチ(現在は、オープンβ版)に向けたアプリの開発やユーザビリティの改良に注力しつつ、年内中に国内の本格的なマーケティングに着手し、またグローバル版をリリースする目標です。
このプレスリリースは、3月15日5時00分の配信後に1,117シェアを獲得しています。(*3月22日現在)
話題の拡散につながった理由としては、としては、プロサッカー選手の本田圭佑氏が投資家として参加しており、その話題性がシェア数の増加につながったと想定できます。

ただし、このプレスリリースが受けた背後の理由は、「SNS疲れ」と「他のコミュニティを求めるユーザー心理」も大きな理由と考えられます。

多くの人にとってFacebookは、実名制のため絡まれたくない人に絡まれたりするケースも多く敬遠しがちな現状があります。また、Twitterは匿名発信者が多いため、知人と楽しむというコミュニティとしては使いにくいものです。instagramはコミュニティとしては友人間コミュニティとしても趣味コミュニティとしても使い勝手の良いものですが、ビジュアル中心のため、写真好きでない人は利用頻度が下がる場合もありますし、Facebookの良さでもあるテキストベースの意見や見解を交換するという点では難しい点もあります。

この「FiNANCiE」というSNSが、テックジャイアントの作った大手SNSにとって変わるとは今の所思えませんが、新しいコミュニティを潜在的に求める人が多くなっていることも、シェア数が増えた一因ではないかと思われます。

3位のプレスリリース

米カリフォルニア出身の歌手であるナタリー・エモンズが2019年4月5日、日本で初めてとなるソロコンサートを開催する。
ホテル料金比較サイトトリバゴのTVCMで流暢な日本語を話す外国人として一躍有名になり、現在テレビの旅番組などで活躍中のナタリー。17、18年には東急シアターオーブで開催されたレビューショー「ブロードウェイ クリスマス・ワンダーランド」に2年連続でシンガーとして出演している。
このプレスリリースのポイントは、「トリバゴのCMに出ている名前がよくわからないきれいな女性」の名前と人物詳細を伝えるリリースになっているということに尽きます。
また、本人へのインタビューが掲載されているのもシェアが増えた一因と考えられます。

登場前はそこまで売れていなかったタレントや外人タレントに関して、CMで露出を増やした後に、人物詳細や名前などをプレスリリースで開示していくのは、もっともニュースになる可能性が高まる方法のひとつです。
投資家のキャスティングも芸能人のキャスティングも同じく、ニュースバリューの高い人を起用したときの波及力は非常に高いものがありますね。

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