刺激的な店舗デザインだった「U.F.O」

宇宙を演出したワクワクするお店が梅田にありました。今はもうないですが、記憶をたどって紹介します。

目次

閉店をしているが印象的だった店舗

コンセプトと語呂合わせの妙

もう閉店はしていますが、
数年前に、店頭リサーチに行った際、見つけた店舗を紹介します。

インパクトがあり、衝撃を受けた店舗デザインでした。

雑貨屋の「Fran franc」のブランドで、「U.F.O.」という雑貨店です。
商品は、UFOをモチーフにした、低価格の雑貨を販売していました。
場所は、大阪梅田のリンクスにありましたが、残念ですが2020年に閉店となりました。

本来"UFO"の由来は、「Unidentified Flying Object」という3つの単語の頭文字をとった言葉です。
Unidentified(未確認[みかくにん])のU、Flying(飛行)のF、Object(物体)のOで"UFO"となります。

しかし、このお店のコンセプトは上記UFOをモチーフとしながらも
"Unique&Fantastic Omiyage(ユニークで素敵なお土産)"の頭文字から名づけられました。

ショーウィンドウ

ショーウィンドウ

入口のショーウィンドウがとてもインパクトがあり、刺激的でした。
マネキンに宇宙服っぽい衣裳を着せ、その上から大売り出しの半被を纏わせるというインパクトのあるディスプレイデザインです。
U.F.O.のロゴとビジュアルがマッチしています。

レジカウンター

レジカウンター

遠くからでも目立つ上部のLEDフレームが印象的でアイキャッチの効果があります。
カウンターはシンプルなデザインですが、角Rで丸みを出しています。

ワープ空間演出

ワープ空間演出

エスカレーターの横が、ワープスペース演出がしてある通で、自分がUFOに乗ってワープしているかのようで、ワクワク感があり楽しめました。
手法としては、LEDを壁に取り付け、ミラーとハーフミラーを使用し、合わせ鏡のように光が無限に広がり、映画やアニメでみるワープ空間のような感じが楽しめる演出でした。

プロジェクションマッピング

映像体感コーナー

映像体感コーナー

映像体感コーナー

自分の影が宇宙人になって映し出される映像体感で遊べるコーナーもありました。

まとめ

店内の導線もこれまた宇宙ステーションのようでジグザグと進むようになっていました。
角を曲がるたびにジャンルの違う雑貨やインテリアが陳列されていました。
従来の物販とは異なりエンターテインメント性が高く、付加価値のある斬新な見せ方が成されていました。
一過性のPOPUPストアとして1年ほど展開をし、Francfranc BAZARとしてリニューアルされましたが、今は閉まっています。

了。