販売促進とプロモーションってどう違うの??

混同されることがある販売促進とプロモーションという言葉。言葉の定義を明確にしながら、最新の販売促進とプロモーションのトレンドに迫ります。

目次

販売促進とは? プロモーションとは?

販売促進(漢字)とプロモーション(和製英語)なので、まずは、辞書に頼ってみましょう。

販売促進の意味

セールス・プロモーション,略して SP。広義には広告活動からセールスマン活動を含めた,販売促進に関するあらゆる活動を意味する。一般に用いられている狭義の意味では,広告活動と人的販売を補足し,協力して,それらをより効果的にするためにとられる販売上の諸施策をいう。販売促進の対象はディーラーと消費者とに分れるが,ディーラー・ヘルプやリベート政策は前者の例であり,見本配布,懸賞販売などは後者の例に属する。また両者に共通のものとしては,見本市,コンテスト,デモンストレーションなどがある。
どうやら、プロモーションの中に、販売促進(=セールスプロモーション)が含まれるようですね。
そして、プロモーションは「マーケティング」の一部のようです。
ところで、一般の人々はどういう意味で、プロモーションとか、販売促進っていう言葉を使っているんでしょうか?Twitterの反応を見てみましょう。

販売促進に関するツイート

販促って略してますね1
販促って略してますね2
ハッシュタグでも「販促」ですね
↑のツイートが、心にしみるのは、私が業界関係者だからでしょうか…

プロモーションに関するツイート

芸能事務所にもついていたりしますね…
千葉市にこういう課があるんですね、観光のプロモーション、フォロワー見たら、5万人超!
女性向けのプロモーション用ポスターですね
Twitterのトレンドを見る限り、「販売促進」も「プロモーション」の割とマイナーワードのようです。一般消費者にとっては、ハッシュタグでわざわざ使う言葉ではないようです。

ですが、傾向としては、使うとすれば「販売促進」は「販促」と略されることが多いこと、プロモーションという言葉は芸能事務所に使われていたり、PRと混同されたり、販促よりもフワッとした感じで使う一般消費者が多そうです。

販売促進とプロモーションはどちらを使う人が多いのか?

それぞれの言葉の検索での人気度合いを、Google trendを使って調べてみましょう。

「販売促進」と「プロモーション」の人気比較

圧倒的に販売促進よりもプロモーションの方を検索している人が多いようですね。
なぜなのでしょうか?

販売促進とプロモーションのランキングを比較してみましょう。

販売促進の検索キーワードランキング

仕事のため、もしくは仕事の勉強のために検索している人が多そうですね。

プロモーションの検索キーワード人気ランキング

あれ、、、
芸能事務所名で検索している人が多そうですね。
検索人気の高いキーワードでは、「注目」(最近急激に検索が上がっているワード)も調べることが出来ます。 プロモーションの注目検索キーワードも見てみましょう。

プロモーションの検索キーワード「注目」ランキング

あれ、、
ポケモンゴーなどのゲームやフード配達アプリの特典クーポンを検索している人が多そうですね、ちなみに、リードワンプロモーションも芸能事務所です。

つまりは、「販売促進」は検索数は少ないが、仕事目的で検索している人の割合が多い。「プロモーション」は検索数が多いが、芸能事務所とゲームクーポンを求めている人が多い。

ということになりそうですね。