これであなたも大阪人?!「とーきょーもん」が教える大阪人なりきり講座

東京生まれ東京育ちの営業KONが大学を卒業して勤務地の「大阪」へ。縁もゆかりもなかった土地「大阪」での3年間の体験を元に大阪人(関西弁)への観察をまとめました。

目次

営業部のKONです。

私は、店頭プロモーションの仕事がしたくて、大学を卒業して新卒でボンビへ入社しました。
ボンビは大阪本社で研修があるため、入社した4月から大阪での一人暮らしをはじめ、結局約3年間大阪で勤務をしていました。
今回は生まれも育ちも東京の私にとって、大阪という縁も所縁もない土地で過ごした体験をもとに関西弁の特徴をご紹介させて頂きながら、大阪人へのなりきり方を書かせて頂きます。

とりあえず単語の語尾を伸ばしてみる

やはり、関西弁と標準語の違いはイントネーションの差です。

大阪の人は基本的に会話で単語の語尾を伸ばす傾向にあります。
例えば、

「目ぇ痛い」
「手ぇかゆい」
「~したらアカンかぁ」
「うーん、せやなぁ」

等々。
使用の頻度はとても高いです。
大阪の人の会話は節々に語尾が伸びており、会話に融和性と親和性が生まれます。
大阪の人と会話をする時は語尾を意識しましょう。
ぐっと距離を縮めることができるかもしれません。

「これほっといて~」と言われたら、絶対に放置してはいけない!

これは、あまりに有名な話ですが、実際に僕の身にもおきました・・・。

大阪へ行く前に「ほって」は「捨てる」だと話自体は聞いてインプットをしておりましたが、
実際にふつうの会話の中で「ほっておいて」と言われ、気にせずに放っておいたら、
当時の上司にすごい勢いで怒られ軽くトラウマになったことが記憶に残っています。
何かモノに対して「ほっといて」を言われたら、必ず捨てる意識を持ちましょう。

また、余談ですが、
関東人にとって、関西の人の怒る『テンション』は初めて見ると非常に怖く感じます。
関西の人が俗に言う『いらち』の人が多いと言われていることにも起因するかもしれませんが、
学生の頃から、周りの人によく怒られていた私でも初めて経験した怒られ方でした。
普段お坊さんのように優しい当時の上司が極道に思えたのは、いまでも忘れられません。

マスターするのは「なんでやねん!」ではなく、「せやねん」と「ちゃうちゃう」

大阪で住んでいると、関西弁をマスターしようと思う人もいるでしょうが、なかなか簡単に身につくものではありません。
関西弁というと、皆さん、「なんでやねん?!」とイメージされる方も多いと思いますが、「なんでやねん?!」は意外に使いません!(実際に使った記憶は本当にすくないです)
ツッコミを入れる、ボケ&ツッコミでチームプレーで笑いをとる、といった会話をマスターすれば使う頻度も増えるのでしょうが・・・。
それよりも使う頻度が高いのは、
肯定を表す「せやねん」。
そして、
否定を表す「ちゃうちゃう」。
これをマスターすることが関西人になりきる近道です。

いかがでしたでしょうか。

こんなんじゃ関西人にはなれるわけないだろ?!
関西の人間を馬鹿にしているのか?!
等々思う方がいるかもしれませんが、
こんな感じでも私は3年間大阪で過ごして何とかやってこれました。
今思うと、周りの方に非常に優しくされていたなとしみじみ感じます。

また、機会があれば執筆させて頂きたいと思いますので、その際は、関西の方は、心を穏やかにして読んでいただければと思います。

最後に・・・
関西人の方の前で、語尾に「じゃん」と「だぜ」を使うのは避けましょう!!
びっくりするくらいイジられて、「ドラマの人のセリフみたい」と笑われます。
軽くショックをうけますよ・・・。