コロナ禍に少し明るい気持ちになるパーテーションは如何でしょうか?アニマル型パーテーションスタンド

コロナ渦に無機質なパーテーションではなく少し明るい気持ちになる様なパーテーションを会社、店頭に置かれては如何でしょうか。鬱屈した生活空間に和める工夫を提案します。

目次

少しの工夫で鬱屈した空間を和やかに

店舗やオフィスに必須であるパーテーションに一工夫を

2020年4月頃から新型コロナウイルスの飛沫感染防止対策として、パーテーションの需要が高まりました。1年近く経つ今でも各所でのパーテーションのニーズは続いています。

テレビ番組で出演者の間に、ビジネスシーンのオフィスでもデスクや商談室に、各種店舗の待合室や商談スペースにも導入されています。飲食店にもパーテーションは必須です。
ただ、世の中では、2021年から1月から再度緊急事態宣言が発され、時短営業と不要不急の外出の自粛が要請されています。
今までの生活とは様相が変わり、それがニューノーマルとなってきてはいるものの、新型コロナウイルスが広まる前の生活と比べると、鬱屈した日々と感じている人も多いと思います。
パーテーションに関しても、
パーテーションが在る日常に慣れてきたとはいえ、やはり、このコロナ禍の現状を象徴するものでもあります。最早、逆にパーテーションが存在していることへの安心の方が強くなっている方も多いかもしれませんが、鬱屈とした気分になる方も多いと思われます。

パーテーションは、主には、アクリル、塩ビ、ペットという樹脂素材が使われています。
他にはビニール樹脂素材が多いです。
今までは必要なモノという認識で設置をされてきましたが、あまりに無機質ではあります。
今後、これがニューノーマルになっていくのであれば、この無機質なモノに一工夫加えることでもっと和やかな空間演出ができないかと開発したのが、アニマル型のパーテーションスタンドです。

アニマル型パーテーションスタンド

概算寸法図

開発経緯

コンセプト

日々のお仕事や暮らしが楽しくなる商品を。
いつもの見慣れた場所に遊び心をプラスする、動物モチーフを会話のきっかけにする…等、設置することで明るく・和やかな空間を演出します。

試作(製品)写真

キャット型スタンド

イルカ型スタンド

なぜこの動物にした? 自立するのに形状も重要です!

「イヌ」「ネコ」は動物のデザインとしては定番かつ幅広く使用されているモチーフなので、この2種類を入れることを前提に、他のアイデアを考えました。
「イルカ」は少し変わり種ですが、歯医者さんなど清潔感が求められる場所で時々見かけていたので、アイデアとして出しました。

重要なのは「自立をして倒れない」という条件をクリアすることです。
「お尻側が丸い形状になっているものは、左向きが前とした場合に右上から力がかかると転倒するのでは」「地面との接点が少ないデザインは安定しないのではないか」等のマイナス面を思考錯誤し、より安定する形で調整を加える形になりました。

ラフ案で複数案を出し、ラフ調整案からより安定する様に調整し、試作を行って4種類が出来上がりました。
全体的に台形のようなシルエットで安定しそうなモチーフを選び、接地面が増えるように調整を行いました。

実際に試作を作ってオフィスに設置してみると、このアニマル型のスタンドがあるだけで、すごく気持ちが和むなぁと思いました。
コロナ禍の日々の鬱屈した生活空間に、このアニマル型のスタンドを使用したパーテーションはいかがでしょうか。