ディストリビューションサービスの躍進と工夫

その商品をどう宣伝し、ディストリビューションするか、物流業界の躍進と工夫を目の当たりにしながら、ビジネス機会を考えます。

目次

物流業界の躍進と工夫

世の中は、モノに溢れている。
おまけに家から出ずに世界中の欲しいものが手に入る。
今年に入って物流業界の躍進と工夫に驚かされている。

ディストリビューションサ―ビスの進化

UBER eatsは、国内の都内であれば各国の専門店の料理を熱々で運んでくれる。
送料は、購入金額に関係なく380円。
マックのフライドポテト一つでも、有名店のうな重でも、380円の送料を支払えば届けてくれる。
honesobeeは、都内であれば各スーパー(COSTOCO,LINCOS,NATIONAL AZABU,METRO,NISSHIN World Dericatessen,Natural House,Tokyu Store,西友等)を、一つのアプリで選択出来て、購入できる。
おまけに、UBER eatsの様な料理のデリバリも可能である。

以前、食品や特に重いものは、イトーヨーカ堂やイオンで購入していた。
この2社のサービスは、約6000円以上購入の場合は送料を無料で届けてくれる。
honestbeeの場合は約5000円以上購入の場合、送料無料だ。しかし、明らかに前者とは異なるサービスがある。購入価格は関係なく、コンシェルジュ代金が別途約500円かかる。
えっ?コンシェルジュ?
物は試しで、LINCOSのスーパーで送料が無料になる約6000円分オーダーしてみた。
すると、携帯に担当の方からメッセージが届いた。
「今回のご注文担当の〇〇です。
よろしくお願いいたします。
太麺焼きそばは只今欠品中ですが、代替品は、いかがされますか?
他にご入り用のお品はございませんか?
今から〇〇分後にお届けに上がります。」
そして、自分で足を運ぶ往復の時間くらいの最短で商品が届いた。
正に、これがコンシェルジュ代である。
キャッチフレーズは、<お客様が重い思いをする必要はありません!>
今後は、リピーター間違いなしと満足した。

必要不可欠なニーズが何かを模索することがビジネス機会

サービスにお金をかける時代が、上流階級のみならず、一般コンシューマーにも根付いて
いくような気がする。
ただし、ニーズのある所でないと利益は生まれないだろう。
しかし、地方なら地方に合うニーズや、ご年配の意見に耳を傾けての物流ビジネスはゴロゴロと転がっているように感じる。
年配の方こそ必要なのに、こんな便利な時代に、ネットを使いこなせない人も多い。
例えば、コンシェルジュサービス会社を作って、登録してもらい、簡単ネット注文法をテンプレート等で最初に教えるとか・・・。
とにかく満足のいくサービス料が取れるか否かにかかってくるであろう。
例えば、先日高島屋のオンラインストアで買い物をした。
私を含め、ご年配の方の憩いの場の高島屋店舗で、あまり若年層を見ない。
期待通りに、そのサイトには、困ったとき用のフリーダイヤルが、目に付くところに表記してある。
もちろん直ぐに電話は繋がった。
何れにしろ、せっかくのネット社会に老若男女問わず利用できるよう、そこに着手して欲しいものだ。
もう一つ私が今年から利用しているアプリは、iHerbである。
サプリメントや美容関連の商品、食品までが、約5000円分購入すると送料無料でアメリカのLAからSgX(海外から佐川急便)によって約1週間で自宅に届く。
言語は日本版もある(商品説明は翻訳機能を使ってぎこちないものも多少ある)。
私が海外に行く目的の一つが、日本で買えない必要不可欠なもののまとめ買いでもあったけれど、現地価格で購入でき、買い忘れも解消できることを思うと、もう大きいスーツケースは必要でなくなるし、その分バカンスをゆっくり楽しめる。
物にあふれている今の時代、商品開発をするよりも、その商品をどう宣伝出来、ディストリビューションするか、生きていくうえで当たり前に必要不可欠なニーズは何かを模索する事も皆のライフスタイルのボトムアップに繋がり、利害関係が一致して相互利益に繋がるのではないだろうか。