今、百貨店で昭和レトロが熱い!!

ちまたで話題になっている昭和レトロブーム。百貨店で行われていた昭和レトロイベントをご紹介します。

目次

空前絶後の昭和レトロブーム!

「昭和レトロ」皆さんも一度は耳にしたことがあるではないでしょうか。

クリームソーダを筆頭にどこか懐かしい昭和レトロな「モノ」が数年前から若年層の間で流行っています。
そんな私も昭和レトロが大好きで、休日は暇さえあればレトロな喫茶店を巡り、クリームソーダをInstagramに投稿する日々を送っています。

今回の記事は、百貨店に関しての情報をお話しようと思っていたのですが、今熱い昭和レトロな催しを行っている百貨店をいくつかご紹介できればと思います。

東武百貨店 池袋店「昭和レトロな世界展」

開店60周年記念!あの頃流行っていたものを完全再現!

1962年5月29日に開店した東武百貨店池袋店。
開店60周年を記念し、創業当時のロゴを刻印した企画品や、当時流行った昭和レトロな企画が盛りだくさんです。

8階催し会場では、「昭和レトロな世界展」を開催。
スーパーカーブーム時代に憧れていたスーパーカーの展示や、昭和を青春時代として過ごした方が毎日食べていた青春時代のご飯やデザートを楽しむことができます。

ホームページを見るだけでわくわくしてきました。週末にでも行きたいと思います。

松坂屋名古屋店「ニューレトロパラダイス」

松坂屋名古屋店では、従業員オススメのレトロ映えスポットが勢ぞろい。

屋上遊園地はまるで当時にタイムスリップしたかのような完成度の高さです。
今はもうあまり屋上遊園地見かけなくなってしまいましたが、ここ松坂屋名古屋店では今回のイベント期間だけでなく現在も営業しているんです!

イベント期間中は1970年~90年代の音楽をDJがプレイしたり、「#ニューレトロまつざかや」というハッシュタグをつけて店内のレトロスポットをSNSに投稿するイベントなども行っており、1日中楽しめそうでした。期間中に行けず残念です…。

なぜこんなに昭和レトロブームが来ているのか

ここまで百貨店の昭和レトロなイベントを紹介してきました。
百貨店以外にも喫茶店でクリームソーダ作り体験や、食品サンプル会社が昭和レトロなサンプルを多く宣伝していたりと、昭和レトロを目にする機会が多いように思います。

では、なぜ昭和レトロブームがこんなに来ているのでしょうか?
ましてや昭和生まれでない若年層がなぜこんなにも惹かれるのでしょうか?

自分たちの時代にはない新鮮さが逆に可愛い?

店頭でも、昭和レトロなデザインの文房具や、エコバッグなどを見かけることが多くなり、またそれを可愛いと思い、手に取ることも多くなりました。

実際昭和時代を生きた親に昭和レトロについて尋ねると、懐かしい、ノスタルジーな今風で言うとエモさを感じるそうです。

冒頭で私自身も休みの日には純喫茶巡りをするとお伝えしました。
レトロな純喫茶の店内で、落ち着いた音楽をBGMに、クリームソーダやナポリタンを食べる。
ファーストフード店などで最新の音楽を聴きながらご飯を食べる生活とは全く違い、そのギャップと新鮮さが心地良いのかもしれません。
また、お洒落なカフェで撮った料理もSNS映えして良いのですが、シンプルなナポリタンやオムライスも可愛くてこれまた良いんですよね。

実際に昭和時代を生きた世代の人々は懐かしいと感じ、平成時代の人々には自分たちの時代にはなかったギャップで可愛いと感じる。それぞれ異なる魅力があることがわかります。

まだまだ続きそうなレトロブーム

今回は百貨店における昭和レトロブームをご紹介しました。
昭和レトロブームの他にも平成レトロブームも来ているそうで、平成生まれの私にとっては自分の生まれた時代がもうレトロと言われることに若干驚いています…。

こういったレトロとコラボした商品もまだまだたくさん出てきそうですので、店頭プロモーションにおいても販促物や什器のデザイン設計面で、レトロブームに注目することもアテンション力を高めたり、リマインド力を高めるための斬新なアイデアとして大切なのかなと思います。