単身赴任親父の東京パワー回復スポット

大阪出身の単身赴任親父が語る、自分自身を奮い立たせる場所。それは力強い力士に関わりがあり、中年期から日本中を旅して偉業を成し遂げた御仁に所縁のある場所だった。

SP東京営業部のKです。
東京に単身赴任してから早6年が経ちました。
異動初年度は会社(築地)まで歩いて5分ぐらいの新富町のマンションに住ませてもらい、
朝はNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」を観て出勤する毎日でした。

会社も茅場町に移り、マンションも門前仲町(茅場町から一つ隣の駅)に移りました。
今回はその門前仲町の名所「富岡八幡宮」について少し触れたいと思います。
この「富岡八幡宮」はお祭りと相撲に深い所縁のある知る人ぞ知る名所です。
「富岡八幡宮」は「江戸最大の八幡様」と呼ばれていてその『例祭』は『深川祭』と呼ばれ、赤坂の日枝神社の『山王祭』、神田明神の『神田祭』とともに「江戸三大祭」の一つに数えられているそうです。
細かな「富岡八幡宮」の説明はさておき、「富岡八幡宮」には、私が勝手に決めた【パワースポット】があります。それが・・・。

横綱力士碑です。
「富岡八幡宮」を散策中に見つけました。
私は小学年の頃から、相撲が好きでよくテレビで観ていました。
八百長問題などで一時期低迷してしまいましたが、最近は女性の方も好きな方が多く(「すー女」と呼ばれているらしい)相撲人気も高まっていて嬉しい限りです。

この横綱力士碑は横綱を顕彰するにふさわしい堂々たる石碑です。

高さ3.5メートル、幅3メートル、重量は20トンだそうです。

この碑の裏面に初代明石志賀之助から72代横綱稀勢の里までの四股名が刻まれています。
新横綱誕生時には相撲協会立会いのもと刻名式がおこなわれ、
新横綱の土俵入りが奉納されます。
写真の6人の中で日本人横綱が一人。
ちょっと寂しいですが、国籍を問わずに日本の国技である相撲が発展する事は良い事だと思います!

大関力士碑もあります。
横綱力士碑よりは小ぶりですが、立派な石碑です。

大関力士碑の隣に【巨人力士手形足形碑】があります。
比べて見ました。で、デカイ!

ところで、左の写真の石像誰だか分かりますか?

この像も「富岡八幡宮」の敷地内にあります。
伊能忠敬です。
知ってますよね?
江戸時代、50歳から日本国中を測量してまわり、初めて実測による日本地図を完成させた人です。なぜ、この人の像がここにあるかと言うと
深川黒江町(現在の門前仲町)に50歳から69歳まで住みながら全国測量へ向かったそうですが、出発前には必ず近くにあった富岡八幡宮に詣でてから出発していたからだそうです。(江東区登録史跡)
ちなみに、生まれは千葉県で伊能忠敬記念館は
千葉県香取市にあります。

50歳から!凄い!!私は今48歳です。あと、2年経っても気力があるかどうか・・・不安です。
しかし、自分に言い聞かせます。「まだまだ頑張れ!」伊能忠敬の石像に叱咤激励される自分にとってのパワースポットです。

門前仲町(通称「門仲(もんなか」)に住んで1年半。まだまだ、知らない事もたくさんありますが非常にいい所です。
  交通の便もよく(会社にも近く)生活する分には最適です。
 会社(茅場町)に寄った際には少し寄り道して下さい。
 ちなみに、門仲で有名な食べ物は「深川めし」です。
 一度食べてみて感想をお聞かせ下さい。