PayPayとオールフクイ実行委員会の販売促進

福井市の商業施設が加盟するオールフクイ実行委員会と、決済サービスのPayPayが新しい販売促進の取り組みを始めたようだ。

目次

福井市内での販売促進キャンペーンを共同開催

9月に販売促進キャンペーンをするとの発表があった。
オールフクイとペイペイ双方の加盟店舗で買い物をすると福引券がもらえ、抽選でペイペイの残高がもらえるようだ。
オールフクイ実行委員会というのは、福井県の商業施設が主体となって設立された販促組織らしい。
(1)消費者への情報発信
 オールフクイ実行委員会による「オールフクイLINE@」を中心に、各種SNS等で市内商業店舗の魅力的な情報を、「まとめて」消費者に発信します。
 オールフクイLINE@登録会員には、各店舗の商品情報やキャンペーン情報の他、各店舗で使用できるお得なクーポンや、毎月3人に 1万円分の商品券等が抽選で当たる特設ページをLINE@上で送信します。

(2)合同キャンペーンの実施
 消費者が福井で楽しく買い物ができるようなキャンペーンを、市内各商業者が合同で実施します。(予定)
福井市のホームページにもオールフクイの説明があった。
LINE@を中心とした情報発信というのも面白い。ともすれば商店組合の取り組みの場合、付き合いでの近場の印刷業者へチラシを発注し、そのサンプリングのみに終わってしまうケースなども見受けられるが、それよりも現代に合わせた仕組みと言える。

また、通常、A町組合、B町組合…と市内でもいくつかの組合が過去にはあったのだろうが(今もあるかもしれないが)、オールフクイという合言葉で福井全域に広げていることも良さそうだ。おそらくいろいろなしがらみもあったのだろうと推測されるが、全域で商売を上手く行かせようという意気込みが感じ取れる。
オールフクイが持ち込んだ企画なのか、PayPayが持ち込んだ販売促進キャンペーンなのかは不明だが、現代的で広がりそうなプロモーション企画と言えるのではないだろうか。