ハリケーン『 イルマ 』フロリダ南端に接近なのに、私は、、

土曜のニュースで、キューバにハリケーン『 イルマ 』が直撃して、
進路はフロリダに向かっていると記憶はしていた。

そして、昨日は日曜日で、青山を散歩した。

COSで秋物の服を買い足し、裏手の八兵衛でお寿司をつまみ、通り道のキルフェボンでイチジクタルトを買って、夜食のピッツァをPizza slice２でテイクアウトした。
Pizza slice２は最近オープンしたNYスタイルのピッツァ屋さんで、１ピースがアメリカでお馴染みの顔より大きいサイズで焼き立て。
味は完全にアメリカン。
美味しい。
私はイタリアンソーセージ５００円（１ピース）をオーダーした。
価格帯はペパロニが３００円台で、コスパは良い。
お客の半分以上が欧米人。
どこにも日本らしさが無く、店内は大音量でhip hopがかかっている。

家に帰り、Facebookを開くと、マイアミの災害情報が通知されていた。
地球の真裏の出来事に正直ピンとこないが、Facebookで友達の生存確認がアップされ、改めて事の重大さを思い返した。
マイアミはハリケーンが頻繁に通る。
１９９２年。当時マイアミ在中時にきたハリケーン『 アンドリュー 』直撃の後に友人の家に行った時、リビングルームの天井が剥離されて、青空が見えたことを覚えている。
そして別の知人の家の庭に植えてあったアップルマンゴーがハリケーンに巻き込まれ、銃弾のごとく家のガラス戸や壁を破壊していた。
今回の『 イルマ 』で現在フロリダ州住人６５０万人が避難している。
US1（国道一号線）は大渋滞でまるで映画の様。

人は自分のエネルギーを数パーセントしか使っていないと言う記事を読んだことがある。
パワーは無限で、何でも出来ると。
飛行機を発明したのも人。
電子レンジも、スマートフォンも。
当たり前の様に必要不可欠になっているものは全て人が発明した。
しかし天災は天才でも防ぐことは出来ず、巨額の富を得ても防ぎようが無い。

私はというと、ピッツァをほおばって、PCを開いて、今日も有意義だったと、まったりしている。
やはり実際のところ、目の前の事しか把握出来ない自分がいる。
しかし、先進国だとか途上国だとかは関係なく、天災はいつ起こるか分からないし、アクシデントもどう降りかかるか分からない社会で生きるという事は、自分に悔いを残さない様に精一杯一生懸命、丁寧に、そしてせめて把握している関わりのある人達との輪を大切にしていく事しか出来無いのかも知れない。