チャンスが巡ってくる人とそうでない人の違いは?

チャンスは掴むものではなく、与えられるものだと感じた。目の前の事を一生懸命、丁寧に行う人にはチャンスがいつも巡っていることに気付かせられる。

目次

自分で自分の邪魔をしていないか?

チャンスが巡る人とそうでない人の違いは?

なぜ目の前のチャンスに気づく人とそうでない人に分かれるのか。

どうせならチャンスを見逃したくない。

これはチャンスか?!の感じ方、捉え方は人それぞれだけど、出来ることなら掴みたい。
大小様々なチャンスは、好スタート地点を持てることだし、人生をより良く楽しめるパズルのピースになる。

自分で自分の邪魔をしていないか。

右足から歩くか左足から歩くかでも自分が選択しているし、つき詰めると、毎分毎秒岐路はある。
プライドは自分の邪魔をするし、猜疑心(可能性で物事を心配すればキリがない)は人を遠ざける。
かといって、チャンスとはただ我武者羅に仕事をし、ただ我武者羅に生きることで得られるものではない。
目の前の仕事を一生懸命、丁寧に行う人には、チャンスがいつも巡っているという事を、昔、うちの店のスタッフから気付かされ、学んだ。

スタッフA子ちゃん(大学4年生)は、ある日、私がめったに顔を出さない営業準備時間前にお店に着いたら、床を舐めるように掃除をしていた。私と目を合わせた途端「私はのろまで、早く来てオープン準備しないと営業時間までに間に合わず、その為に光熱費を使って御免なさい」と言ってきた。
私は、「今後気を付けてね」とクールに言い放ち、心の中で彼女を抱きしめた。
私が早く来なかったら、彼女が毎回そうしていることを知らないままだっただろう。
私に見つかって得意気になる子がほとんどの昨今、一生懸命で丁寧な姿を見て、この子はきっと良い人生を送ると確信した。
同級生が就職活動している中、彼女にはその気配がなく日が経っていたが、俄かに不動産業をされているうちのお店のお客様にヘッドハントされ就職した。さらに、就職先で新規のお客様に見初められ、今はシンガポールで幸せに暮らしている。
チャンスは掴むのものではなく、与えられるものだと感じた。

色んな方の生き様に触れさせて頂くと、ふと、目に見えない『目』が一人一人をしっかり捉えていて、ジャッジしているように感じる。
そして、人と人を目に見えない『目』が交信して、繋げていくのだと。

外面が良くても上辺だけなら、目に見えない『目』には映らないし、人とも繋がらない。
何のチャンスも与えられない。

何事にも一生懸命、丁寧に行うという事はチャンスが与えられるだけではなく、それを掴んで幸せに生きていける基礎だと確信する。

目に見えない『目』に可愛がられ、チャンスを与えられるような生き方をしていきたい。