ダイエットについて ~カロリー計算の落とし穴~

摂取カロリーが、消費カロリーを上回った分が蓄積される事が太る原因になることは言うまでもないが、一概にカロリー計算でダイエットは測れない。

摂取カロリーが、消費カロリーを上回った分が蓄積される事が太る原因になることは言うまでもないが、一概にカロリー計算でダイエットは測れない。
牛肉をおなか一杯食べる事と、炭水化物でお腹を満たす事とでは、明らかに前者の方はカロリーが高くてもダイエットになる。
牛肉の赤身には“カルニチン”と言う脂肪燃焼を促す成分が含まれている。
そして、“亜鉛”も多く含まれ、新陳代謝を上げてくれる。
牛肉を食べながら、代謝カロリーを上げ、消費する為、痩せるというメカニズムになっている。
そしてもう一つ“アルブミン”という成分は、血液中のタンパク質で、血管、筋肉強化を担うため、軽い運動でも、筋肉が付きやすくなる。
植物性タンパク質は、アミノ酸不足になるし、豆類などでたんぱく質を補っても、動物性にはかなわない。
”コエンザイムQ10“も含まれ、アンチエイジングにはもってこいの食材である。
あくまでも、赤身に含まれている成分なのであしからず。
後者の炭水化物は、カロリー消費に代謝カロリーをあまり必要としない為、カロリーが溜まりやすくなる。
しかし、全く摂らなければ、体に貯まる物が無く、筋肉を溶かしてエネルギーに変えようとするので、必要不可欠でもある。
お茶碗1杯位が程良い。
炭水化物8割の食事だけは避けた方が健康にもダイエットにも良いと言われているから、お昼にうどんで済ませず、定食の方が良い。
カロリーゼロの飲料は、血糖には影響なくそのまま排泄されるが、人工甘味料の副作用は、代謝を下げ、インシュリンの過剰分泌で第2糖尿病を誘発すると言われている。
要は、カロリーはあまり意味が無く、代謝を上げる事に着目する事の方が大事という事である。

食品添加物が多い手軽に買えるコンビニエンスな食べ物も、代謝を下げる多くの化学成分
が含まれ、出来るだけ自炊が安全だと思われる。
一昔前は、野菜を先に食べるダイエットを謳っていたが、手作りなら、神経質にならなくても、食べ始めの順番はあまり問題ない気がする。
軽めの運動をして、食品の性質を理解し、自炊を出来るだけして、無理なくリバウンドをしない身体を作っていく事が、ダイエットの悩みを解決する身近な手立てではないだろうか。