美容のこと

最近の美容事情は高齢化や格差社会に向けて、コンビニやドラッグストアから、雑貨店、デパート、通販と消費者のニーズに合わせて、ここ数年で様々なコスパの良い商品を販売している。
写真やフイルムを扱っている会社が、写真の劣化を抑えるヒントから化粧品の発売をし、飲料メーカーがコンビニで美容ドリンクを売り出し、ボディメイクのジム関係の会社がプロデュースした食品までもがコンビニに陳列されている。

良薬口に苦しは昔の事で、今は美味しさにもこだわっている。
様々な商品は五感を満たしてこそリピートされ、効果が相乗されるように思う。
ある製菓会社が、コラーゲンドリンクをネットで販売して、私も試しに2週間分を買ってみた。
美味しい。
セラミドも入っていて、表皮の角質層の水分量が上がったように思う。
肌の水分量が上がると、肌に張りが出て肌色がワントーン上がったように見える。
同時期に３０代前半のうちの店のスタッフも試してみたところ、同意見だった。
味、香り、食感、パッケージ共に文句なく、久しぶりのヒット商品。

ただ、口に入れるものや、肌につけるものには必ず抗体が働き、効果は徐々に落ちていく。
デパートの各化粧品コーナーには必ずBA（ビューティーアドバイザー）が居て、商品を購入すると、おススメ基礎化粧品のサンプルをくれる。
（最近はドラッグストアや雑貨店にもBAが居る。）
サンプルを使ってみると、肌は驚き、一瞬効果が出て、使い続けてみたくなる。
日進月歩、化粧品のコスパも上がっていくし、良いと思えば次々変えていくのも、抗体を避けて効果が維持できるように思う。
もしくは、気に入ったメーカーの物を２種以上交互に使うのもおススメ。
シャンプーも単品で使用するより、2種類を交互に使うと、各洗剤カスを洗い合い毛穴が詰まらないと、あるメーカーに聞いたことがある。

私は、抗体を軽減する為に、素地をホホバオイルにして、季節や肌や髪の調子に合わせ、エッセンシャルオイルをブレンドする。
ヘアオイルとして、艶が欲しい時は、クラリセージ、ゼラニウム、ローズウッド等を気分によってブレンドする。
ボディオイルとして、引き締めは、ローズマリー、フランキンセンス、キャロットシード等。
フェイスオイルとして、アンチエイジングは、ネロリ、ラベンダー、ローズオットー等。
いずれにしても、五感を様々な要素で満たして効果が得られるように感じる。
高級化粧品のボトルを並べて、心が満たされるのも一つだし、好きな香りもとても重要。
身体や顔のリンパを流したり、使ってない筋肉をマッサージする事も、美味しいものを口にする事も、お気に入りの音楽を聴く事も。

先日、『最もシンプルで最先端のエステ』という記事を読んだ。
ある60代の女性が数週間30代の複数の女性と生活を共にするというもの。
共同生活の前と後では、明らかに若返るという。
日々の生活に、無理なく各々のペースで継続出来るオリジナル全身美容法を見つけて、いつまでも若々しくあり続けたい。