新しい形の喫煙スタイルに踏み出そう

屋内で原則禁煙になるという今の時代に、肩身の狭い愛煙家の選択肢は、電子タバコに移行するしかもう術は無くなる時代が目前に来ている

オリンピックに向けて、東京都港区は禁煙対策を今月から益々強化する意向を示している。
禁煙ムードが加速し、火を使わずタールや副流煙を削減して加熱によってニコチンを発生させて、それを吸うという、従来のタバコの害を限りなく削除するという電子タバコ。
現在、喫煙者の20%をシェアしている電子タバコは、今劇的に進化している。
アイコス、glo、プルームテックと各タバコ会社が足並みを揃え、全国に普及する頃にはシェアが40%を超えるのではないかと思われる。

うちのお店のお客様は圧倒的に今現在はアイコスを愛用されている。
専用タバコの形状は、マルボロを半分にカットした位の大きさで一箱460円。
使用方法は、本体にパイプを差し込み、パイプが温まればパイプを本体から外して専用タバコを挿して吸う。
愛用者は、翌朝の喉の調子が良くなり、もう普通のタバコには戻れないと、口を揃えてそう言われる。
ただ、葉が本体に詰まるのか、必ず爪楊枝を使い掃除しながら使用されている。
連続して吸えなく、5分間本体の加熱を待ち、吸っては詰まった葉をまた掃除されている。
故障の頻度が多少なり多いと聞く。
先月仙台、東京、大阪で先行販売されたgloは従来のKENTスリムタバコの大きさとさほど変わらず、タバコを購入する時点の違和感はなく、一箱420円。
使用方法は、専用タバコを本体に差し込み、本体ごと吸う形で、スイッチを長押しして、バイブになって加熱開始。
約40秒後にバイブがサインになり吸える状態になる。それから約3分半でバイブが終了を教えてくれる。
20本毎に付属のブラシを上下の穴から差し込めば、掃除は終わりである。
連続して使用可能。
両方お持ちの方は、慣れるとアイコスよりは、タバコに近い吸いごたえと言われる。
強メンソールがおススメで、アイコスのメンソールと同等らしい。
レギュラー味は、香ばしいポップコーンの様で、おススメできないと言われていたが、それも個人差があるかも知れない。
故障のリスクは、シンプルな掃除方法で解るように前者の物よりきっと低いに違いない。
JTのプルームテックは、専用タバコが無く、リキッド化していて、カートリッジ5個入りで460円。
1個で50回吸引出来て、途中で止めても続けて吸える。
上手く使えばコスパは良いように思われるが、個人差で、一箱どれ程持つかは未だ情報が入ってきていない。
プルームテックをテイスティングされたお客様の感想は、他社の物より吸った気がしないと言われていた。
ただ、使用後のカートリッジを廃棄するだけなので、掃除の必要が無いのは楽である。
故障のリスクも他社に比べて低そうである。
屋内で原則禁煙になるという今の時代に、肩身の狭い愛煙家の選択肢は、電子タバコに
移行するしかもう術は無くなる時代が目前に来ている。
各社数種類の味を販売しているので、お知り合いが愛用されている電子タバコで試させてもらい、自分に合ったフォルムと味を見つけるのも得策の様に思う。
平成から元号が変わるまでに、勇気をもって新しい形の喫煙スタイルに一歩踏み出すこともこれからの課題になるのではないだろうか。