新編集部員“ジェシカ”のメイク歴史

新加入の元美容部員、ジェシカによる自らのメイク遍歴をふりかえった日記。

目次

こんにちは!新しく加入した編集のジェシカです。
前職はデパートの化粧品売り場で某化粧品ブランドの美容部員をしていました!
今はプロモーションの企画や提案をする世界に入り、様々なお客様の商品やサービスが売れる・支持されるための協力をさせてもらっています。
「販促女子」というカテゴリーで色々と発信をしていきたいと思います。

ジェシカのメイク歴史

化粧品会社様のプロモーションのお手伝いをさせて頂くことが多いのですが、今化粧品業界は非常にパワーがあります。新進気鋭のブランド、海外ブランド含め新規参入が多いですね。
特に日本製の化粧品に関しては国内の需要のみならずアジアを中心に海外からの需要があるとヒシヒシと感じます。
「お化粧をする」ということは日常でも非常に重要な事柄ですし、友達や知人、SNSでも盛り上がる事柄でもあります。
最近は男性の化粧品も出てはきていますが、基本的には昔からお化粧は女性特有のもので現代社会では義務づけられている感もあります。
なぜ男性は化粧をしなくてもいいのか?女性はすっぴんでもいいじゃないか?
「すっぴんと全然違うね」って言われると、イラっとくる時もありませんか?
なんてことも思ったりもしますが、でもやっぱり女性はメイクをすることで、女性らしさをアップしたり、さらには気分も上がるので内面までも刺激して自信を持てたりします。
手間は手間ですが、異性が受ける印象や同性からの意見よりも、自分のために、お化粧をすることはやっぱり女性には重要なんですよね。
そんな想いで美容部員としてお客様に化粧品の販売をしてきましたが、今はもっと様々な企業様の化粧品をどうやって売っていけばいいかどのような価値を見出せるかということをつきつめていく中で、自分にとっての「化粧をすること」ってどんなことかなと改めて考えてみようと思いました。

そこで、今回は私のメイクの歴史を振り返っていこうかと思います。

メイクをはじめたのは高校生

皆さんが化粧をするようになったのは何歳からでしょうか?

私は中学生の時は部活三昧で、まっくろに日焼けした部活少女だったのでメイクするような女子力とはかけ離れた生活をしていました。
七五三を除いて私がメイクをし始めたのは高校生の時です。
まず使い始めたのはアイライナー。
全くの無知&高校生で財力もなく、ドラッグストアでそのブロックの見た目の可愛さだけで買ったマジョリカマジョルカのペンシルアイライナーが私の最初のメイク用品でした。
びびりなので、最初はブラウンの≪自然な仕上がり≫ものからスタート。
アイシャドウやマスカラなども使ってみたい気持ちはありましたが、どう使えばいいかわからず、ひとまず目の周りに何か描ければ満足でした。
高校当時IKKOさんがすごくTVにでていて、番組の中でIKKOさんが目をとじながらアイライナーを左右にぐりぐりと動かし目の上下に一気にラインを引くという、とんでもなく上級者のメイク方法を披露していました。
知識のない私はそれが正解だと思い、ひたすら目の上下が真っ茶の囲みメイクをしていました。
そこからさらにビューラーでまつげを不自然なほど上げ、変にまん丸なチーク(頬紅)を付け、でも眉毛は抜き続けている為細くて薄いという…今考えるとなかなかに癖の強い顔をした高校時代をでした。
女性なら誰しもメイクの黒歴史ってありますよね?
私はこの頃が一番初心者ゆえにとんちんかんなメイクをしていたと思います。
落ち着いた学校で、周囲にはメイクをしている友人は少なく情報交換ができなかったので、母のメイクBOXを漁って何を使っているのか、どういうアイテムがあるのかをたまにこっそり使いながら研究をしていました。

メイクを工夫するようになる楽しさを覚える

大学に進学してからはアメリカンフットボール部のマネージャーになり(またこの話はどこかで出来たらうれしいです)、またも太陽とお友達の生活を送っていました。
大学一年生の時、3・4年の先輩方はずっと大人に見え、メイクには大きな影響を受けました。
アイテムはまだドラッグストアやバラエティショップで買ったようなお手頃なものでしたが、眉毛を描くようになったり、ファンデーションを付け始め、やっとメイクっぽくなっていた記憶があります。
雑誌は大学生らしくViViを時々読んでいたのでつけまつげをバサバサに付け、漆黒のアイラインを引くといったようなアイメイク中心になっていきました。
もともと顔が濃いのでメイクがすごく濃く見えるうえ、髪も日焼けして色が抜けていたので、立派な金髪ギャルの完成です。
さらには外でのスポーツのため、時に雨ざらしになることもあったのですが、その時の姿はつけまつげが浮き、目の下には黒い線が滴り、眉毛は薄いというハロウィンのゾンビメイクのようになっていました。
当時、自分では落ち着いている方だと思っていたのですが、最近ふと部活同期と当時の写真を見返していたら、完璧にケバいギャルでびっくりしました。
…今ではいい思い出です。
大学3年にもなると落ち着き、普通の女子大生になっていました。
しかしその当時大学のキャンパス内は、見渡す限り西野カナ系女子になっていて、みんな同じようなふわふわシフォン生地の服、明るい茶髪で前髪重めな髪型、かわいい系のメイクで、友達がどこにいるか見つけられなかったりしました(笑)
そんな周囲の女の子たちのするブラウンやピンクのアイシャドウに薄いピンクの口紅というような、ザ・かわいい系メイクはなんだか好きになれず・・・
私は、秋冬にはカーキのアイシャドウに挑戦、気分的にチークの入れ方を変えてみたり、今日は猫目っぽいメイクにしてみよう!など自分なりの工夫をするようになりました。
今思えばメイクが好きになったのはその時なのだと思います。
友達とも貸し合いっこをしたり、それいいね!どこのを使ってるの?等の情報交換の会話がとても増え、そのころからデパートコスメにも興味が出てきました。
主に使っていたのはJILL STUARTやPAUL&JOE、ANNASUI等々…完全にパッケージ買いですけどね。
なので私は、自分をよりよく見せるためにメイクをするというよりかは、自分を好きなように作り上げる行為に楽しさを感じていました。
今では流行を知るのに一番早いのはSNSですが、高校・大学当時は実際に店頭で、パッケージや店頭什器や販促物によって選んでいたことを思い出しました。
化粧品はブランドもたくさんあり、さらに多数のアイテムがある為、選ぶのはとても難しいです。
それらを比較するには店頭販促物が重要なのだと改めて気づきました!

メイクの奥深さ

そんなこともきっかけで卒業後は美容部員の道に進みました。
入社後の研修ではメイクの基礎を一から学び、デパートの顔である化粧品売り場のプロとして自身のメイクをするようになりました。
全体的にメイクは美容部員仕様で濃くなりましたが、一番変化したのは眉のメイクです。
今でもメイクの中で一番大事なのは眉だと思っています。
眉は人相を大きく変えるパーツ。時代により眉の形は変わり、それぞれ時代の顔のイメージがありますよね。
眉ひとつとっても描き方、アイテム、色、手順などたくさんあり、同じブランドの美容部員の間でもそれぞれ違っているくらいでした。
それくらいメイクは奥深いものなのです。
それゆえ、デパートの美容部員達は本当に勉強熱心で、今はどんなアイテム・メイク法が流行っているか、常に情報収集・交換をしていました。
メイクに悩んだときは化粧品カウンターに行って自分の好きなメイクをしている美容部員につけ方等アドバイスを求めるのが悩みの解決には一番近いと思います。
たぶん色々さらっと売り込まれますが・・・(笑)。
男性の方々も彼女や奥様へのプレゼントでは、ぜひデパートなどの化粧品カウンターに行ってみてください。
美容部員がきっと親身に相談にのってくれますし、化粧品のプレゼントは女性受け◎なはずです!
好きな人からならなおさら◎!
仕事が変わった今でもメイクは大好きです!
朝起きてそこに時間をかけるのが面倒だなとは毎日思いますが、男性がスーツを着ると仕事モードになるように、私にとってはメイクが仕事スイッチであり戦闘服のような感じです。
これからも季節に合わせて色々な戦闘服を楽しんでいきたいなと思っています。

今後は販促女子として、化粧品に関するトレンド情報、女子会や座談会の模様、さらにはおじさんの転がし方(笑)など色々な情報を発信していきたいと思いますのでよろしくお願いします。