ペットの気持ち ~ シリーズ第2回 ~

編集部で元トリマーの方に取材して、ペットへの気持ちを書いて頂いたので紹介したいと思います。人とペットとの出会いや暮らし、繋がりや絆に触れてみてください。

目次

人それぞれペットに対する気持ちや、過ごし方、共有した時間は様々です。
なぜペットを飼うのか、一緒にいようと思うのか、私たちボンビグループが
提供するサービスは人だけではなく、人とペット、両方の気持ちに寄り添っていないと
いけないと考えています。
ここでは、色んな角度から色んな方の「気持ち」にアプローチをして、ペットとの共有
時間を紹介していきながら飼い主としての想いとペットの気持ちを探っていきたいと思います。

今回は編集のOが、元トリマーの犬に対して愛情溢れる女性に取材して、ペットへの気持ちを書いて頂いたので紹介したいと思います。人とペットとの出会いや暮らし、繋がりや絆に触れてみてください。

第2回 ペットの存在

名前はモモコ

私は小さい頃から犬が大好きで犬を飼う事がずっと夢でした。
私の亡き父は、自分が幼少期に飼っていた犬の死を経験したからこそ、私がどんなに飼いたいとお願いしても首をたてに振ることはしませんでした。
(後になってこの気持ちはよくわかりました)
でも飼いたい気持ちは大人になっても変わらず、犬好きな私は母と相談して、
知り合いの方にお願いしてポメラニアンの子犬を勝手に家に連れて帰ったのです。
勝手に連れて帰ってきておきながら、父に支払ってもらうことになり、父に買ってもらったことになるという…(笑)

子犬をみた父は叱るという前に顔が自然と笑顔に…
その日から我が家の一員になりました。
名前はモモコ。

本当のところ、父も犬が大好きだから飼いたかったんだと思います。
酔っ払って帰ってくると撫でながらよくモモに話しかけていました。(笑)
そのままこたつで一緒に寝てしまったり・・・ 
その後月日が経ち、私は結婚をして家を出て出産をして、慌ただしく時が流れていく中でも、モモは癒しでした。
長女とも、生まれた時から仲良しで歩けるようになった頃から
遊びに行くと一緒にお散歩してりして。ただ疲れると歩きたくないので意地でも
その場から動かなかったので帰りは抱っこが多かったモモ・・・

そして元気が出ない時でもじっと見つめてくれるあの瞳は、言葉では言えないくらい大きな励ましになりました。

いつも階段の1番上で帰ってくる人を待っている姿、ただいまと言うと、クルクル回って迎えてくれた姿、亡くなって15年近く経っても忘れません。

モモとの13年間、私にとって本当に大切な時間でした。ありがとうね…

ペットはかけがえのない家族の一員。人と人の繋がりをつくってくれる。

今でもお散歩している犬を見るとついつい腰を下ろして撫でてしまう癖は変わらず、そのおかげで犬を連れていないのに、犬のお散歩をしている方と自然に会話できるようになったりと、ペットは人と人との繋がりを作ってくれますね。
モモに感謝です…。
以前、里親探しの会の前を通った時、みんなどの子も寂しい目をしているように見えてしまいました。
何らかの理由がありどうしても一緒にいられなくなった方たちもたくさんおられると思います。

飼い主はペットを選ぶことは出来ても、ペットは飼い主を選べません。
だからこそ、その子たちも新しい環境で新しい家族と幸せに暮らしてほしいです。

かけがえのない家族の一員、
少しでもそうゆう悲しみと不安を持ったペットが減ることを切に願います。
うちの子供たちは一人は犬が大好きで、もう一人は好きだけどこわくて触れない・・・

でも毎年年末に友達のパピヨンを預かっています。
こわがりながらも次男は自分からお散歩担当です。
前の日から楽しみにしている子供たちの姿を見ると
我が家にも本当は家族としてペットを迎え入れてあげたい気持ちはありますが
まだまだ亡くなったモモの姿を思い出すとお別れの悲しみのほうが大きいので、、
これからもお散歩ですれ違うワンちゃんに癒されたいと思っています。