我が家にお掃除ロボを雇えます。
お掃除ロボット「ルンバ」シリーズでお馴染みのアイロボットジャパンが発表したのは、ロボット掃除機を月額支払により導入できるサブスクリプションプランでした。
その名は、「Robot Smart Plan(ロボスマ)」。
家電などのレンタル事業を展開する「レンティオ株式会社」との協業で提供されるプランで、ロボット掃除機の代名詞である「ルンバ」シリーズを月額1,200円から、自宅に導入できる。というものです。
料金はお迎えするルンバのモデルによって異なります。対象モデルと価格は…、
・ルンバi7+(自動ゴミ捨てに対応したフラッグシップモデル)…… 3,800円/月
・ルンバ980(高精度ナビゲーション対応の旧フラッグシップ)…… 2,800円/月
・ルンバ641(ベーシック機能のエントリーモデル)……1,200円/月
となっています(いずれも税別、以後同)。最新のフラッグシップから、エントリーまで性能や特徴の異なる3種類のルンバから選んでお迎えできます。
契約期間は36カ月となり、契約満了時には所有権がユーザーに移転します。つまり、3年経てば晴れて家族入り。また、契約期間中の36カ月の間は無償保証・無償修理期間となり、フィルターやブラシ、バッテリーといった消耗品を除く自然故障に対応してくれるそうな。手厚いですね!
逆に、「お迎えしたはいいけど、やっぱり床を片付ける習慣がつかない…」といったように、家庭の環境に合わないとなったら、契約から1年が経過すれば返品もできます。
なるほど、「ロボット掃除機がほしい、でも我が家で役立つかちょっと不安…」という悩みもあるでしょうし、まずはお試しで1年間、家で働いてみない?とお掃除ロボを雇い入れる的な感覚ね! 晴れて役立つことがわかったら、我が家の専任ロボとして永久就職もアリというシンデレラストーリーなプランとなっています。
コストは? 3年間の総支出を考えてみるとどうなる?
では、ストアで製品を買うのと、「Robot Smart Plan」はどっちがお得なの? を考えてみました。
たとえば「Robot Smart Plan」で、フラッグシップモデルの「ルンバ i7+」を36カ月支払ったとすると、総支出は13万6800円。アイロボット公式ストアで購入した場合は、12万9880円なので、約7,000円ほど「Robot Smart Plan」の方が高くなります。
しかし、「Robot Smart Plan」では製品の無償保証が36カ月間続きます。いざというときの保険が付いてくるとも考えられますね。
また、1年経てば解約できるので、1〜2年使って新たなフラッグシップが登場したら解約してそちらに乗り換えるという、移り気スタイルもアリなのかも?という考えが頭をよぎりました。
頑張って働いてくれたルンバさんに「新しいのに乗り換えるからバイバイ」と、お別れするのは鬼畜マスターかもしれないけど、ドライに考えれば、サブスクリプションで常に最新のルンバを使い続けられるってのはきっと幸せな生活だと思うのです。
36カ月後も使う? それとも途中でバイバイ?
どちらも悩ましいけど、ロボット掃除機への第一歩として、ルンバが選びやすく、試しやすくなるのは確かです。この「Robot Smart Plan」の申し込みは、6月8日 午前6時8分スタートです。6(る)と8(ば)で「ルンバ」の語呂合わせらしいですよ。お〜い山田くん!
水拭きロボット「ブラーバ」シリーズも付属品が増えてリニューアル
こちらもこの季節にゃ要注目のロボット。
床の拭き掃除ロボットとして活躍している「ブラーバ」シリーズは、サブスクリプション対象外ですが、付属品が増えてオトクにリニューアルされました。
上の写真の「ブラーバ ジェット250」では新たに洗濯可能ウエットパッド1枚と、専用洗剤2回分が付属して価格は2万9880円。
対応面積の広い「ブラーバ390j」はドライクロスとウェットクロスが1枚ずつ増え、こちらも専用洗剤2回分が追加されました。価格は3万9880円です。
本体の機能・性能こそ変わらず、付属品の掃除用クロスが増え、お試しの専用洗剤がセットになったプチリニューアルといった感じですねー。
ボトル入りの専用洗剤は今夏発売予定で、価格は880円。どちらのモデルも洗剤を使わなくても水拭きできますが、洗剤を使うことで、汚れ落ちも良くなり、床もサラサラになるとのこと。
なお、洗剤の匂いは…スッキリ爽やか系。この季節ジメジメしてますし、このロボットもまた、お迎えした後の幸せ度が高そうです。
Source: アイロボットジャパン